特許
J-GLOBAL ID:200903081468647570

エンジン油圧ポンプの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-304603
公開番号(公開出願番号):特開平6-129359
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 エンジン駆動油圧ポンプの低温始動時、油圧ポンプの抵抗を低減してエンジンの始動を容易にする。【構成】 エンジン1で駆動する油圧ポンプ3の上流に作動油タンク5を作動油供給路6で連通し、その油圧ポンプ3と油圧装置7とを作動油圧送路8で連通する。 作動油圧送路8と油圧装置7との間の三方切換弁9の切換前ポート9aを油圧装置7に接続し、切換後ポート9bと作動油供給路6とを作動油バイパス路10で連通させる。 エンジン1の冷却水温センサ11を三方切換弁9に切換制御器12を介して連係させる。 この冷却水温センサ11の検出値が設定温度Tを越えない場合は、三方切換弁9を切換えて油圧ポンプ3をバイパスし、設定温度Tを越えた場合は、三方切換弁9を切換えないで切換前ポート9aを油圧装置7に接続して作動可能にする。
請求項(抜粋):
エンジン(1)の出力軸(2)に油圧ポンプ(3)の駆動軸(4)を連動連結し、この油圧ポンプ(3)の上流に作動油タンク(5)を作動油供給路(6)で連通するとともに、その油圧ポンプ(3)と油圧装置(7)とを作動油圧送路(8)で連通し、上記油圧ポンプ(3)で発生した上記作動油圧送路(8)内の作動油圧力により、上記油圧装置(7)を作動可能にさせるようにしたエンジン油圧ポンプの制御装置において、前記作動油圧送路(8)と油圧装置(7)との間に三方切換弁(9)を設け、この三方切換弁(9)の切換前ポート(9a)を上記油圧装置(7)に接続するとともに、その三方切換弁(9)の切換後ポート(9b)と前記油圧ポンプ(3)の上流部の作動油供給路(6)とを作動油バイパス路(10)で連通させ、前記エンジン(1)の冷却水温センサ(11)を上記三方切換弁(9)に切換制御器(12)を介して連係させ、上記冷却水温センサ(11)の検出値が予め設定された設定温度(T)を越えない場合は、上記切換制御器(12)が上記三方切換弁(9)を切換えることにより、その切換後ポート(9b)を上記油圧ポンプ(3)の上流部の作動油供給路(6)に作動油バイパス路(10)で接続して、上記油圧ポンプ(3)の発生した作動油圧をバイパスさせ、上記冷却水温センサ(11)の検出値が上記設定温度(T)を越えた場合は、上記切換制御器(12)が上記三方切換弁(9)を切換えないことにより、その切換前ポート(9a)を上記油圧装置(7)に接続して、その油圧装置(7)を作動可能にさせるように構成したことを特徴とする、エンジン油圧ポンプの制御装置。
IPC (2件):
F04B 49/02 311 ,  F04B 49/10 311
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-003976

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