特許
J-GLOBAL ID:200903081477667436

計測された生物膜活性に基づく殺菌剤添加の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252464
公開番号(公開出願番号):特開平11-132989
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 水溶液に暴露されたプローブ上の実際の生物膜活性に基づき殺菌剤添加を制御する方法の提供。【解決手段】 上記プローブには、2組の不活性金属の電極が装着され、それらは互いに電気的に絶縁されている。外部電源を使用して2組の電極群に50〜500mVの電位差を与え、プローブを作動させる。外部印加電位と生物膜活性を、データ記録及びデータ解析装置で制御及び解析し、電極セットの減極を監視する。生物膜活性は、外部印加電位差により生ずるDC電流の増加によって検知される。上記プローブは、電極に外部電源が供給されていないときに電極間で発生するDC電流をも監視する。その生成電流と印加電流及び生成電流の傾向を処理し、不活性電極上で活動中の生物膜の特性と比較して殺菌剤添加装置に制御信号源を与える。
請求項(抜粋):
水溶液に暴露されたプローブ上の実際の生物膜活性に基づき殺菌剤添加を制御する方法であって、以下の段階:a)同一の導電性材料から作られた2つの電極であって、互いに、かつ、上記プローブ構造物から電気的に絶縁されている電極から構築されたプローブを用意し;b)上記2電極を上記水溶液中に沈め;c)上記2電極の電気的特性を計測し;d)上記電極を電源に接続した後に上記電極を流れる電流を計測し;e)生成電流又は上記電流の変化が、上記電極上の生物膜活性を示すことに基づき、その生成電流又は上記電流を解析することにより、その電極上の生物膜活性を測定し;f)上記e)において計測された生物膜活性に基づき、殺菌剤添加の必要性について決定し、そして殺菌剤添加装置に信号を送り;そしてg)上記プローブ上の生物膜活性を定める上記f)に記載の信号の定期的な解析からの上記殺菌剤添加の有効性を評価する、を含む方法。
IPC (2件):
G01N 27/26 361 ,  G01N 27/416
FI (2件):
G01N 27/26 361 E ,  G01N 27/46 301 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-157088
  • 特開昭57-083294
  • 特開平2-157088
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