特許
J-GLOBAL ID:200903081482533596

建築物の基礎構造体とその施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-086152
公開番号(公開出願番号):特開2002-285563
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 建築物の基礎構造体とその施工方法において、基礎地盤に対して掘削しなければならない溝が少なく、また、コンクリートを打つための仮枠が少なくてよく、工期の短期化と低コスト化が図れ、リサイクル品のパイルを用いて安価に、地盤面をそれ程深く掘削することなく十分な接地圧を確保する。【解決手段】 基礎地盤1に対して建築物の床面形状の外周囲近傍に沿う領域だけ溝3を掘削し、リサイクル材としてのコンクリート電柱を所定長さに切断したPCパイル13を地盤内と砕石及び/又は栗石4に埋設し、その上面にコンクリート18を打つ。これにより、安価に、大きな接地圧を取り、また、基礎地盤内方面は浅く掘削し、コンクリート上面をグランドレベルより所定高さ以上として床下空間を有することなく建築物を載せることを可能にする。
請求項(抜粋):
基礎地盤に対して建築物の床面形状の外周囲近傍に沿って所定幅でかつ所定深さの溝が掘削され、その溝により囲まれた基礎地盤内に適宜の間隔をおいて所定大きさでかつ所定深さの穴が掘削され、リサイクル材としてのコンクリート電柱が所定長さに切断されたPCパイルの下端側が前記穴に埋め込まれ、前記溝及びその内方の地盤上に前記PCパイルの上端高さ付近までの厚みの砕石及び/又は栗石が転圧され、前記砕石及び/又は栗石の上面に、溝の上方位置では縦配筋、その他位置ではスラブ配筋が組まれ、これら配筋を埋め込むようにコンクリートが打たれており、前記コンクリートの上面はグランドレベルより所定高さ位置になるものとされ、前記コンクリートに床下空間を有することなく建築物が載せられることを特徴とする建築物の基礎構造体。
IPC (2件):
E02D 27/01 ,  E04B 5/32
FI (2件):
E02D 27/01 Z ,  E04B 5/32 Z
Fターム (1件):
2D046BA00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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