特許
J-GLOBAL ID:200903081483152138

線形送信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286784
公開番号(公開出願番号):特開平7-212418
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 線形送信機において増幅歪みを低減させる。【構成】 TDMAを用いた無線通信システムで、各無線局は線形送信機20を有している。差動増幅器13は同相成分及び直交成分を有する入力信号に基づいて差信号を生成する。この入力信号は第1の期間においてプリアンブル信号を有し第2の期間において情報信号を有している。差信号は直交変調回路14で直交変調され、線形電力増幅器16を介して送信される。線形電力増幅器の出力は直交復調器18で位相調整搬送波信号に基づいて復調され、フィードバック信号として差動増幅器に与えられる。つまり、この線形送信機はカーテシアンループを有している。監視回路22は第1の期間中フィードバック信号を監視してその監視レベルを位相調整回路23に与える。位相調整回路は、第1の期間中監視レベルに応じて搬送波の信号の位相を調整して位相調整搬送波信号を出力する。
請求項(抜粋):
複数の無線局を有し時分割多元接続方式(TDMA)によって通信を行う無線通信システムとともに用いられ、前記複数の無線局の各々に備えられ、入力同相成分及び入力直交成分を有する入力信号を受けて送信同相成分及び送信直交成分を有する送信信号を予め定められた期間送出する線形送信機であって、前記入力信号は第1の期間においてプリアンブル信号を有するとともに該第1の期間に続く第2の期間において情報信号を備え、前記プリアンブル信号はプリアンブル同相成分及びプリアンブル直交成分を有し、前記情報信号は情報同相成分及び情報直交成分を有しており、供給信号で搬送波信号を直交変調して前記送信信号を生成する直交変調手段と、前記入力信号とフィードバック同相成分及びフィードバック直交成分を有するフィードバック信号とを受け、差同相成分及び差直交成分を有する差信号を生成する差動増幅手段と、前記第1の期間において前記プリアンブル信号を前記供給信号として前記直交変調手段に与え、前記第2の期間において前記差信号を前記供給信号として前記直交変調手段に与える供給手段と、前記送信信号を受け前記搬送波信号に基づいて該送信信号を直交復調して復調信号を前記フィードバック信号として生成する直交復調手段と、前記第1の期間において前記フィードバック直交成分のレベルを監視して第1の監視レベルを示す第1のレベル監視信号を生成する第1の監視手段と、前記第1のレベル監視信号に基づいて前記搬送波信号の位相を調整して調整搬送波信号を生成し、該調整搬送波信号を前記搬送波信号として前記直交復調手段に与える位相調整手段とを有することを特徴とする線形送信機。
IPC (3件):
H04L 27/20 ,  H04J 3/00 ,  H04L 27/36
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特表平5-504454
  • 特開平3-089751
  • 特開平4-291829
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