特許

J-GLOBAL ID：200903081488437955

金属イオン含有廃酸の処理方法

発明者： 香月 泰弘 ,  平井 貞夫
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 小林 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-097812
公開番号（公開出願番号）：特開2002-292374
出願日： 2001年03月30日
公開日（公表日）： 2002年10月08日
要約：

【要約】【課 題】 金属イオンを含有する廃酸の発生量の変動や沈殿槽から取出されるスラリーの性状の変化が生じた場合でも、廃酸処理の操業を停止することなく、スラリーから金属含有固形物を分離できる廃酸の処理方法を提供する。【解決手段】 Feイオン、CrイオンおよびNiイオンのうち少なくとも1種を含有する廃酸と廃酸 100重量部に対して 1.5重量部以上の硫酸とを混合する混合工程と、混合工程で混合された混合廃酸に水酸化カルシウムを添加して中和する中和工程と、中和工程で生成した沈殿物をスラリーとして取出す沈殿物取出し工程と、沈殿物取出し工程で取出されたスラリーの一部を混合工程に返送する返送工程と、沈殿物取出し工程で取出されたスラリーの残部を脱水する脱水工程とを有する処理方法を採用する。

請求項（抜粋）：

Feイオン、CrイオンおよびNiイオンのうち少なくとも1種を含有する廃酸と前記廃酸 100重量部に対して 1.5重量部以上の硫酸とを混合する混合工程と、前記混合工程で混合された混合廃酸に水酸化カルシウムを添加して中和する中和工程と、前記中和工程で生成した沈殿物をスラリーとして取出す沈殿物取出し工程と、前記沈殿物取出し工程で取出された前記スラリーの一部を前記混合工程に返送する返送工程と、前記沈殿物取出し工程で取出された前記スラリーの残部を脱水する脱水工程とを有することを特徴とする金属イオン含有廃酸の処理方法。

IPC (3件)：

C02F 1/62 ZAB ,  C02F 1/62 ,  C02F 1/64

FI (3件)：

C02F 1/62 ZAB B ,  C02F 1/62 Z ,  C02F 1/64 Z

Fターム (9件)：

4D038AA08 ,  4D038AB65 ,  4D038AB66 ,  4D038AB67 ,  4D038AB81 ,  4D038BA04 ,  4D038BB13 ,  4D038BB18 ,  4D038BB20