特許
J-GLOBAL ID:200903081502035865

排ガスの脱硝処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238892
公開番号(公開出願番号):特開平8-103633
出願日: 1994年10月03日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 排ガス中の窒素酸化物を高効率で除去することができる脱硝方法に関する。【構成】 窒素酸化物を含有する排ガスを触媒を充填した反応器に導いてアンモニアを還元剤として接触的に除去する方法において、排ガス流れ上流側に脱硝触媒層を、その後流に特定の化学組成、X線回折パターンを有する結晶性シリケートを担体とし、特定の貴金属を活性金属とするアンモニア分解触媒を設け、さらにその後流にアンモニア分解機能を有する脱硝触媒層を設け、排ガス中の窒素酸化物の反応等量以上のアンモニアを添加して排ガス中の窒素酸化物を除去する方法。
請求項(抜粋):
窒素酸化物を含有する排ガスを触媒を充填した反応器に導いてアンモニアを還元剤として接触的に除去する方法において、?@ 排ガス流れ上流側に脱硝触媒層を設置し、?A その後流に脱水された状態で(1±0.8)R2 O・〔aM2 O3 ・bAl2 O3 〕・cMeO・ySiO2 (式中、R:アルカリ金属イオン及び/又は水素イオン、M:周期律表のVIII族元素、希土類元素、チタン、バナジウム、クロム、ニオブ、アンチモン及びガリウムからなる群から選ばれた1種以上の元素、Me:アルカリ土類元素、a≧0、b≧0、c≧0、a+b=1、y/c>12、y>12)の化学組成を有し、かつ発明の詳細な説明の項に記載の表Aで示されるX線回折パターンを有する結晶性シリケートを担体とし、活性金属として白金、パラジウム、ルテニウム、イリジウム及びロジウムからなる群から選ばれた1種以上の元素を含有する触媒であってアンモニアを窒素と窒素酸化物に酸化分解する機能を有するアンモニア分解触媒層を設置し、?B さらにその後流にアンモニア分解機能を有する脱硝触媒層を設置し、排ガス中の窒素酸化物の反応等量以上のアンモニアを添加して該排ガス中の窒素酸化物を除去することを特徴とする排ガス脱硝方法。
IPC (5件):
B01D 53/94 ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01J 29/04 ZAB ,  B01J 29/88 ZAB ,  B01J 29/89 ZAB
FI (3件):
B01D 53/36 102 B ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 102 D

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