特許

J-GLOBAL ID：200903081503175610

濃度測定用材及び濃度測定用材を用いた濃度測定装置

発明者： 安藤 汀 ,  大蔵 常利
出願人/特許権者： 日本特殊陶業株式会社
代理人 (1件)： 足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-111465
公開番号（公開出願番号）：特開平5-307005
出願日： 1992年04月30日
公開日（公表日）： 1993年11月19日
要約：

【要約】【目的】 コンパクトな装置で、しかも簡単な操作で、正確にH2O2の濃度を測定することができる濃度測定用材及び濃度測定材を使用した濃度測定装置を提供すること。【構成】 濃度測定装置10は、(酸化によって変色するCu2O粉末4が、H2O2透過性高分子の基材5に多数担持された)フィルム状の濃度測定用材1を使用するものであり、この濃度測定用材1の中央付近には、吸取紙13が巻き付けられたローラ14が上方から濃度測定用材1に接触する。濃度の測定位置には、2本の光ファイバー15,16が、濃度測定用材1上の試料17に近接して配置されている。この一方の光ファイバー15は試料17に光を照射するためのもので、白色光源20に接続されており、他方の光ファイバー16は、試料17からの反射光を受光するためのもので、光パワーメータ21に接続されている。

請求項（抜粋）：

H2O2の濃度を光学的手段を用いて測定する際に使用される濃度測定用材において、前記H2O2が浸透可能な高分子材料からなる基材に、該H2O2による酸化還元反応で変色する物質を含ませたことを特徴とする濃度測定用材。

IPC (2件)：

G01N 21/78 ,  G01N 21/59

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭59-020853
  
• 特開昭64-029758