特許
J-GLOBAL ID:200903081515141710

自動等化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341532
公開番号(公開出願番号):特開平6-169232
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 自動等化器の信号増幅率の変化または入力信号レベルの急激な低下による量子化帰還回路の誤動作を防止すること。【構成】 FIR型の遅延回路と加算器の回路構成を有する自動等化フィルタ10を設ける。NRZの入力信号を自動等化フィルタ10に入力し、等化特性制御回路20で演算された係数C-1,C0 ,C+1で増幅率を制御する。こうした高域周波数帯を補正した信号を量子化帰還回路30に与え、低域周波数帯の補正を行う。自動等化フィルタ10の出力信号レベルが低下すると、量子化帰還回路30が誤動作する。係数C-1,C0 ,C+1の変化範囲を規制するリミッタを等化特性制御回路20内部に設けることによりこの誤動作を防ぐ。
請求項(抜粋):
信号伝送経路又は信号記録再生装置から出力される波形劣化の加わったデジタル信号を入力信号とし、その入力信号の周波数特性を補正し、元信号を得るための自動等化を行う自動等化装置であって、入力信号のクロック周期をTとすると、入力信号を1T,2T・・・nT(nは整数)遅延した信号を出力するn個の遅延回路、入力信号と前記n個の遅延回路の出力を夫々増幅するn+1個の可変利得増幅回路、前記n+1個の可変利得増幅回路の出力を夫々加算する加算器を有する自動等化フィルタと、信号を基準レベル信号で弁別して二値の量子化信号を出力する比較器、前記比較器の量子化信号の直流成分を出力する低域フィルタ、前記低域フィルタの出力と前記自動等化フィルタの出力を加算して得られる等化信号を前記比較器に与える加算器を有し、量子化信号を生成する量子化帰還回路と、前記量子化帰還回路の生成する等化信号と量子化信号とを夫々入力し、前記n+1個の可変利得増幅回路の利得を制御する係数C1 ,C2 ・・・Cn+1 を夫々演算する係数計算回路、前記可変利得増幅回路の出力する係数C1 ,C2・・・Cn+1 の変化範囲を前記量子化帰還回路の入力信号の振幅を所定値以下とならないように設定するn+1個のリミッタを有する等化特性制御回路と、を具備することを特徴とする自動等化装置。
IPC (5件):
H03H 17/00 ,  G11B 20/10 321 ,  H04B 3/14 ,  H04B 14/04 ,  H04L 27/01

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