特許

J-GLOBAL ID：200903081517734891

3層複合シート及びその製造方法

発明者： 酒井 陽一 ,  伊藤 耕司
出願人/特許権者： 株式会社イノアックコーポレーション
代理人 (1件)： 小島 清路
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-304922
公開番号（公開出願番号）：特開平6-126873
出願日： 1992年10月16日
公開日（公表日）： 1994年05月10日
要約：

【要約】【目的】 表面部材層を内側にして折り曲げても、その表面層にしわが生じにくく、また耐熱性及び柔軟性(追随性)に優れ、更にソフト感及び仕上がりの美麗さを有する3層複合シート及びその製造方法を提供する。【構成】 少なくとも一表面には多数の凹部11が設けられている軟質ポリウレタン発泡シート1の該一表面上に、熱可塑性樹脂フィルム(ポリエチレン樹脂フィルム層21及びエチレン-アクリル酸コポリマー層22)2を重ね、その後、該熱可塑性樹脂フィルムの軟化点よりも20〜85°C高い温度にてこれらを加圧熱接着し、両者を接着するとともに上記凹部11に接する熱可塑性樹脂フィルム部分を開口させ(開口率;20〜80%)、次いで、上記軟質ポリウレタン発泡シートの他表面を加熱溶融し、この加熱溶融表面上に装飾用表面材(ニット)3を張り合わせて、3層複合シート4を製造する。

請求項（抜粋）：

装飾用表面材層と、該装飾用表面材層の下方側に接着配置される軟質ポリウレタン発泡シート層と、該軟質ポリウレタン発泡シート層の下方側に接着配置される熱可塑性樹脂フィルム層とからなり、上記軟質ポリウレタン発泡シート層の少なくとも上記熱可塑性樹脂フィルム層と接する表面には多数の凹部が設けられ、上記熱可塑性樹脂フィルム層は、上記多数の凹部を除く表面を被覆しており、上記多数の凹部上が開口されていることを特徴とする3層複合シート。

IPC (2件)：

B32B 5/18 ,  B32B 31/12