特許
J-GLOBAL ID:200903081538845413
車両シート支持用トラック組立体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107946
公開番号(公開出願番号):特開平5-262172
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 新規な、改良したトラック組立体を提供すること。【構成】 シートに固定され、床板に固定された下部トラックに沿って前後に調整可能な上部トラックを含む車両シート調整装置のトラック組立体であり、両トラック間の摩擦が、トラック間の中央に位置する負荷ローラーとトラックの側部に沿って配置された球状のボールとによって減少される。ローラーは拘束される可能性を防止するためにボールと独立して移動し、トラックの各側部に沿ったボールは細片様リテーナーによって長さ方向に間隔をおいて保持される。ボールは上部トラックの下側のコーナー部に配置され、仮に車両が正面衝突に遭遇したとき、該ボールは上部、下部トラックを相互にかみ合わせるために上部トラックの一部を強制的に下部トラックの一部間に挟み込ませ、それによって上部トラックがシートベルト荷重が上部トラックに作用する影響下において下部トラックに対して前方に移動し且つ垂直方向に離れる危険性を減少する。
請求項(抜粋):
床板上に車両シートを支持する車両シート支持用トラック組立体にして、前記床板に固定されるようにした下部トラックと、前記シートに固定され、前記下部トラックに沿って前後に調整可能な上部トラックとを具備してなり、前記下部トラックは、略水平の底壁と該底壁と一体的に形成され且つ該底壁から上方に延びる横方向において間隔をあけた側壁とを有する上方に開口するチャンネルに形成され、前記各側壁の上端に一体的に形成され、前記側壁から横に外側に延びるフランジと、前記各フランジの外縁に一体的に形成され且つ該外縁から垂れ下がるスカート部を備え、前記各スカート部が隣接する側壁から横に外側に間隔があけられ且つ下方に進むにつれて隣接する側壁に向かって傾斜し、該各スカート部の外側はボールレースの輪郭をなし、前記上部トラックは、前記フランジの上方に間隔をあけた略水平の上壁と該上壁と一体的で且つ該上壁から下方に延びる横方向において間隔をあけて形成された側壁とを有する下方に向けて開口するチャンネルに形成され、前記上部トラックの側壁が前記下部トラックのスカート部から横に外側に間隔があけられ、前記上部トラックの前記各側壁の下端に一体的に形成され且つ隣接するスカート部の真下に該下端から横に内側に延びるフランジと、前記上部トラックの前記各フランジの内縁に一体的に形成され且つ該内縁から上方に延びるリップ部を備え、前記各リップ部が隣接するスカート部の内側に沿って上方に突出し且つ該スカート部と前記下部トラックの隣接する前記側壁との間に位置し、前記トラック組立体の各側部に沿って間隔をあけて設けられた複数のボールを備え、トラック組立体の各側部に沿う前記ボールが前記ボールレース上に沿って載るように配置され且つ上部トラックの側壁とフランジとの間の結合部上にも沿って載るように配置されたことを特徴とする車両シート支持用トラック組立体。
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