特許
J-GLOBAL ID:200903081544491780

ディーゼル機関の蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-004080
公開番号(公開出願番号):特開平5-187301
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 コモンレール式ユニットインジェクタにおいて、過渡時にも良好な排ガス性能を維持することができ、加速時のスモークの増加や減速時のNOxの増加や騒音の発生を防止する。【構成】 目標噴射量QFIN,目標圧PFINを算出したら(S1〜S4)、目標圧PFINの変化の状態に応じたなまし処理を実行する(S5)。この処理は、一噴射サイクル毎に最大変更可能な量を予め規定し、これを超える変化となる場合は目標圧PFINを修正して緩やかな変化にする処理である。なまし処理によって修正された指令圧PFIN" によりコモンレール圧フィードバック制御を実行すると共に、目標圧と指令圧の差分△P をパラメータとした噴射時期補正マップを参照して、噴射時期補正量△T を算出し(S6,S7)、目標圧PFINに基づいて算出される基準噴射時期TFINに加算して指令噴射時期TFIN" とし(S9)、インジェクタを駆動する(S10 )。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関へ供給する燃料を高圧状態で一旦蓄えておく蓄圧室と、該蓄圧室へ燃料を圧送する燃料圧送手段と、前記蓄圧室内の燃料圧力を検出する圧力検出手段と、ディーゼル機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、該運転条件検出手段により検出される運転条件に基づいて前記蓄圧室の燃料の目標圧を指示する目標圧指示手段と、該目標圧と前記圧力検出手段による検出圧とを比較し、前記蓄圧室の燃料圧力を該目標圧とする様に前記燃料圧送手段を駆動制御するフィードバック制御手段と、前記運転条件検出手段により検出される運転条件に対応した燃料噴射時期を指示する噴射時期指示手段と、該指示された燃料噴射時期に基づいて前記蓄圧室に蓄えられた高圧の燃料をディーゼル機関へ噴射する燃料噴射手段とを備えるディーゼル機関の蓄圧式燃料噴射装置において、前記目標圧を所定以上変更すべき指示がなされたか否かを判断する判断手段と、該判断手段により前記目標圧を所定以上変更すべき指示がなされたと判断された場合は、該目標圧の変更を所定以上の時間をかけて緩やかに実行する急変時目標圧変更手段と、該急変時目標圧変更手段が作動する場合には、前記燃料噴射時期の指示に当たって前記目標圧の緩やかな変更を反映させる急変時噴射時期補正手段とを備えたことを特徴とするディーゼル機関の蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02D 41/40 ,  F02D 41/04 385

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