特許
J-GLOBAL ID:200903081545607048

成形性に優れる焼付硬化型冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249287
公開番号(公開出願番号):特開平8-109416
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 極低炭素鋼を用い、面内異方性、深絞り性等加工性に優れる焼付硬化型冷延鋼板を製造する。【構成】 C:0.0010%以下、Si:0.1 %以下、Mn:0.3 %以下、Nb:0.03%以下、B:0.0001〜0.0030%およびN:0.003 %以下を含有し、かつ1≦Nb/C≦30およびN-14/11B≦0.001 の関係を満たす組成になる鋼スラブを素材として、仕上げ圧延出側3パスの累積圧下率を50%以上とする熱間圧延を終了したのち、0.5 秒間以内にAr3 変態点以上の冷却開始温度からAr3 変態点-60°Cまでの温度域を70〜400 °C/sの範囲の冷却速度で冷却し、 550〜800 °Cの温度範囲でコイルに巻取り、その後通常の冷間圧延-連続焼鈍を施す。
請求項(抜粋):
C:0.0010mass%以下、Si:0.1 mass%以下、Mn:0.3 mass%以下、Nb:0.03mass%以下、B:0.0001〜0.0030mass%以下、Al:0.1 mass%以下、P:0.05mass%以下、S:0.005 mass%以下およびN:0.003 mass%以下、を含有し、かつ1≦Nb(mass%)/C(mass%)≦30およびN(mass%)-14/11・B(mass%)≦ 0.001(mass%)の関係を満たし、残部は鉄および不可避的不純物の組成になる鋼スラブを素材として、仕上げ圧延出側3パスでの累積圧下率を50%以上とする熱間圧延を行い、Ar3 変態点以上の温度で仕上げ圧延を終了したのち、0.5 秒間以内に冷却を開始し、Ar3 変態点以上の冷却開始温度からAr3 変態点-60°Cまでの温度域を70〜400 °C/sの範囲の冷却速度で冷却したのち、 550〜800 °Cの温度範囲でコイルに巻取り、その後通常の方法で冷間圧延し、連続焼鈍を施すことを特徴とする成形性に優れる焼付硬化型冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12

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