特許
J-GLOBAL ID:200903081557934494

自動配線方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203619
公開番号(公開出願番号):特開平6-052261
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】配線率を低下させることなく指定配線を維持した配線を行なえる自動配線方式を提供する。【構成】初期化部1でコスト係数を所定の初期値に設定し、交差回避部2で既に決定されたネットの配線経路に対する選択されたネットの配線経路の交差を回避する。経路探索部3は交差回避の下で選択ネットに対して各セルのソースからの距離と各セルのターゲットからの距離との和を求め指定された線長に対する和の誤差とコスト係数とを用いて経路の配線コストを算出する。コスト係数変更部4は設定されたコスト係数を順次大きく変更してゆき次第に指定線長からの誤差を小さくする。そして、経路探索部3は変更されたコスト係数に応じて配線コストを小さくする経路を繰り返し探索して経路を決定するよう構成する。
請求項(抜粋):
1つの配線層の配線領域を複数のセルに分割し同電位となるべきネットを複数選択して各ネットについてソース、ターゲットを設定しかつソースとターゲットとの配線の長さが指定された場合に配線経路を決定する自動配線方式において、経路の配線コストを算出するために用いるコスト係数を所定の初期値に設定する初期化部(1)と、既に決定されたネットの配線経路に対する選択されたネットの配線経路の交差を回避する交差回避部(2)と、この交差回避部(2)による交差回避の下で選択されたネットに対して各セルのソースからの距離と各セルのターゲットからの距離との和を求め前記指定された線長に対する前記和の誤差と前記コスト係数とを用いて経路の配線コストを算出しこの配線コストの小さい経路を探索する経路探索部(3)と、前記初期化部(1)により設定されたコスト係数を順次大きく変更して前記経路探索部(3)に通知し、次第に前記指定線長からの誤差を小さくするコスト係数変更部(4)とを備え、前記経路探索部(3)は、コスト係数変更部(4)により変更されたコスト係数に対応して、配線コストを小さくする経路を繰り返し探索して経路を決定するよう構成されていることを特徴とする自動配線方式。
IPC (2件):
G06F 15/60 370 ,  H01L 21/82

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