特許
J-GLOBAL ID:200903081561227000

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-379767
公開番号(公開出願番号):特開2007-177974
出願日: 2005年12月28日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】流通制御板が収納室の内壁面の一部を構成する第1の仕切部材へ衝突して生じる衝撃力により第1の仕切部材と拘束部との間にガタが生じて打音が発生することを防止する。【解決手段】防振装置10では、仕切部材48に設けられたオリフィス形成部114が軸方向に沿って弾性変形可能とされ、段差部18及び支持筒52が仕切部材48におけるオリフィス形成部114を軸方向外側から挟持し、オリフィス形成部114のばね部118を軸方向に沿って圧縮変形(撓み変形)させつつ、外筒金具14の内周側で仕切部材48を含む隔壁体100の軸方向に沿った移動を拘束している。これにより、外筒金具14又は内筒金具12への振動入力時に、流通制御板94が蓋金具50及び仕切部材48へ衝突しても、その衝撃力により隔壁体100と段差部18及び支持筒52との間にガタが生じることを防止できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筒状に形成され、振動発生部及び振動受部の一方に連結される第1の取付部材と、 前記第1の取付部材の内周側に配置され、振動発生部及び振動受部の他方に連結される第2の取付部材と、 前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に配置されたゴム弾性体と、 液体が封入され、前記ゴム弾性体を隔壁の一部として該ゴム弾性体の変形に伴い内容積が変化する主液室と、 液体が封入され、液圧変化に応じて内容積が拡縮可能とされた副液室と、 前記第1の取付部材の内周側に嵌挿されて、前記主液室と前記副液室との間を区画した第1の仕切部材と、 前記第1の取付部材の内周側に嵌挿されて、前記第1の仕切部材との間に前記主液室及び前記副液室から区画された収納室を形成する第2の仕切部材と、 前記第1の仕切部材に設けられ、外周面に周方向へ延在するオリフィス溝が形成されると共に、前記軸方向に沿って弾性変形可能とされたオリフィス形成部と、 前記オリフィス溝により少なくとも一部が構成され、前記主液室と前記副液室とを連通する制限通路と、 前記第1の仕切部材及び前記第2の仕切部材にそれぞれ形成され、前記収納室を前記主液室及び前記副液室に連通させる第1及び第2の開口部と、 前記収納室内に配置され、振動入力時に、該入力振動に同期して振動し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部を交互に開閉する流通制御板と、 前記第1の取付部材の内周側に設けられ、前記オリフィス形成部を前記軸方向外側から挟持し、該オリフィス形成部を前記軸方向に沿って圧縮変形させつつ、前記第1の仕切部材の前記軸方向に沿った移動を拘束する拘束部と、 を有することを特徴とする防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/18 ,  F16F 13/06 ,  F16F 13/10
FI (3件):
F16F13/00 620R ,  F16F13/00 620S ,  F16F13/00 620D
Fターム (6件):
3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA04 ,  3J047CB03 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-193425号公報

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