特許

J-GLOBAL ID：200903081563316190

音声多重接続方式

発明者： 田中 康夫 ,  小野 洋 ,  和田 哲哉 ,  持田 貴靖 ,  堤 謙二
出願人/特許権者： 富士通株式会社 ,  富士通コミユニケーシヨン・システムズ株式会社
代理人 (1件)： 井桁 貞一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-303654
公開番号（公開出願番号）：特開平5-145644
出願日： 1991年11月20日
公開日（公表日）： 1993年06月11日
要約：

【要約】【目的】 ディジタル交換機における音声多重接続方式に関し、特殊のトランクを設けること無く、且つディジタル交換機の資源を有効に利用して、会議通話を可能とすることを目的とする。【構成】 各加入者回路11とネットワーク12との間に、1チャネルの上りチャネル17U と、複数の下りチャネル17D とを設け、各加入者回路に複数の下りチャネルから到着する他加入者の送信音声を加算して自加入者の受信音声とする加算回路111を設け、ネットワーク内で各加入者回路からの上りチャネルを複数の他加入者回路の下りチャネルに多重接続することにより、複数加入者間で会議通話を可能とし、また音楽再生装置16から再生する音楽を他加入者からの送信音声と共に加算することにより、通話に音楽を重畳可能とする様に構成する。

請求項（抜粋）：

それぞれ加入者(2)からの送信音声および受信音声を伝送する送受信チャネル(3S 、3R )を1チャネル宛収容する加入者回路(11)と、前記加入者回路(11)を相互接続するネットワーク(12)とを具備するディジタル交換機において、前記加入者回路(11)とネットワーク(12)との間に、前記加入者(2)からの送信音声を前記加入者回路(11)から前記ネットワーク(12)に伝送する1チャネルの上りチャネル(17U )と、複数の他の加入者(2)からの送信音声をそれぞれ前記ネットワーク(12)から前記加入者回路(11)に伝送する複数の下りチャネル(17D )とを設け、前記各加入者回路(11)に、前記ネットワーク(12)から前記複数の下りチャネル(17D )を経由して伝送される複数の他の加入者(2)からの送信音声を加算し、収容される加入者(2)への受信音声を生成する加算回路(111)を設け、前記ネットワーク(12)において、前記各加入者回路(11)からの前記上りチャネル(17U )を、複数の他の加入者回路(11)の下りチャネル(17D )に多重接続することにより、前記複数の加入者(2)相互間で会議通話を可能とすることを特徴とする音声多重接続方式。

IPC (2件)：

H04M 3/56 ,  H04N 7/15