特許
J-GLOBAL ID:200903081571889060

プロテオームカラム及びプロテオームカラムを用いた分析法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-013128
公開番号(公開出願番号):特開2004-222568
出願日: 2003年01月22日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
【課題】蛋白質あるいはペプチドのアミノ酸配列解析を行うためにはアミノ酸を1つずつ切断しなければならないが、物理的な手法では結合がランダムに切断されるため解析が極めて難しく、また化学的な方法ではアミノ酸1つの解析に30分以上かかる。本発明は、アミノ酸配列解析を迅速にかつ簡便に行えるプロテオームカラムの提供を行う。【解決手段】ペプチド結合を加水分解する酵素を担体あるいは樹脂に固定化した後、その担体に別の酵素を固定化した担体あるいは樹脂もしくは酵素が固定化されていない担体あるいは樹脂を添加することで、第一の酵素がカラム内で不均一になるようにしたカラムを作成した。このカラムに試料の蛋白質あるいはペプチドを通すことにより、末端から1つずつアミノ酸が切断されるので、物理的、化学的方法と比べ解析が簡単かつ迅速である。また酵素を固定化した担体単独のものに比べ長いアミノ酸配列を解析する事が可能である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
蛋白質あるいはペプチドのペプチド結合を加水分解する固定化酵素と、固定化酵素を保持するための担体あるいは樹脂に、酵素が固定化されていない担体あるいは樹脂を添加し充填したカラム
IPC (6件):
C12M1/40 ,  C12M1/00 ,  C12N11/14 ,  G01N30/06 ,  G01N30/48 ,  G01N30/88
FI (6件):
C12M1/40 B ,  C12M1/00 D ,  C12N11/14 ,  G01N30/06 E ,  G01N30/48 Y ,  G01N30/88 J
Fターム (11件):
4B029AA04 ,  4B029BB16 ,  4B029CC03 ,  4B029DA10 ,  4B033NA30 ,  4B033NB22 ,  4B033NB32 ,  4B033NB38 ,  4B033ND03 ,  4B033ND05 ,  4B033NE07
引用文献:
審査官引用 (5件)
  • 第15回バイオメディカル分析科学シンポジウム講演要旨集, 2002, pp.93-94
  • 第122年会日本薬学会講演要旨集-3, 2002, p.37
  • J. Am. Chem. Soc., 1988, Vol.110, pp.1758-1765
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