特許
J-GLOBAL ID:200903081579003435

ポリアミドの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020564
公開番号(公開出願番号):特開平7-228693
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 ジカルボン酸成分の60〜100モル%がテレフタル酸であるジカルボン酸成分と、ジアミン成分の60〜100モル%が炭素数6〜18の脂肪族ジアミン成分とからなる結晶性ポリアミドを製造するにあたって、第1段階として、低次縮合物[A]を合成し、第2段階として該低次縮合物[A]を固相状態で加熱し、重縮合させてプレポリマー[B]とし、第3段階として該プレポリマー[B]を溶融押出機でさらに高重合度化してポリアミド[C]を得る方法であって、第2段階の固相状態での加熱温度[T1]が該低次縮合物[A]の融点ないし融点から150°C低い温度範囲にあり、かつ第3段階の溶融押出機での加熱温度[T2]が該プレポリマー[B]の融点ないし融点から150°C高い温度範囲にあることを特徴とするポリアミドの製造法。【効果】 力学性能、耐熱性、低吸水性、耐薬品性などの諸性能に優れたポリアミドを得ることができる。
請求項(抜粋):
ジカルボン酸成分の60〜100モル%がテレフタル酸であるジカルボン酸成分と、ジアミン成分の60〜100モル%が炭素数6〜18の脂肪族ジアミン成分とからなる結晶性ポリアミドを製造するにあたって、第1段階として、低次縮合物[A]を合成し、第2段階として該低次縮合物[A]を固相状態で加熱し、重縮合させてプレポリマー[B]とし、第3段階として該プレポリマー[B]を溶融押出機でさらに高重合度化してポリアミド[C]を得る方法であって、(1)該低次縮合物[A]の、濃硫酸中30°Cで測定した極限粘度[η]Aが0.1〜1.0dl/gであり、かつモノマーが実質上残存していないこと、(2)該プレポリマー[B]の、濃硫酸中30°Cで測定した極限粘度[η]Bが0.3〜2.5dl/gであり、[η]B/[η]A>1であること、(3)該ポリアミド[C]の、濃硫酸中30°Cで測定した極限粘度[η]Cが0.4〜3.0dl/gであり、0.8<[η]C/[η]B<1.3であること、および(4)第2段階の固相状態での加熱温度[T1]が該低次縮合物[A]の融点ないし融点から150°C低い温度範囲にあり、かつ第3段階の溶融押出機での加熱温度[T2]が該プレポリマー[B]の融点ないし融点から150°C高い温度温度範囲にあることを特徴とするポリアミドの製造法。
IPC (2件):
C08G 69/28 NSB ,  C08G 69/28 NSG
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭60-163928
  • 特開昭60-163928
  • 特開昭62-036458
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