特許
J-GLOBAL ID:200903081579540767

負荷駆動装置の過熱保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-194587
公開番号(公開出願番号):特開2000-032768
出願日: 1998年07月09日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】出力性能の低下を抑止しつつ素子安全性を向上可能な負荷駆動装置の過熱保護装置を提供すること。【解決手段】図4の表に示すごとく、温度が高く、かつ、その上昇速度が大きい場合に電流の減少率又は減少速度を増加させ、温度が低く、かつ、その下降速度が大きい場合に電流の増加率又は増加速度を増大させる。すなわち、検出温度のみならずその変化速度を考慮して通電電流を変化させるので、温度検出に伴う時間遅れにより検出温度と素子温度との間のずれ量がばらつく問題を良好に改善することができる。更に、温度変化速度を考慮して上記温度変化速度を抑止する方向に電流の量的または速度的な変化量を制御するので、ハンチング抑止にも有益である。
請求項(抜粋):
電力断続用の半導体スイッチング素子を有して負荷を駆動する駆動回路と、前記半導体スイッチング素子の温度に関する情報を検出する温度検出手段と、前記情報に基づいて検出された前記温度に基づいて前記半導体スイッチング素子の通電電流を制御して前記半導体スイッチング素子の温度を所定の許容温度以下に規制する電流制御手段と、を備える負荷駆動装置の過熱保護装置において、検出された前記温度の変化速度を算出する温度変化速度算出手段を備え、前記電流制御手段は、前記温度高く、かつ、その上昇速度が大きい場合に他の場合よりも前記電流の減少率又は減少速度を増加させ、前記温度が低く、かつ、その下降速度が大きい場合に他の場合よりも前記電流の増加率又は増加速度を増大させて、前記半導体スイッチング素子の温度を所定の許容温度以下に制限することを特徴とする負荷駆動装置の過熱保護装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  B60H 1/32 623
FI (2件):
H02M 7/48 M ,  B60H 1/32 623 Z

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