特許
J-GLOBAL ID:200903081585542151

実験動物飼育室における気流制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 久志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-322124
公開番号(公開出願番号):特開2001-136855
出願日: 1999年11月12日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】ロールスクリーンの開放時においても、気流方向を一定に保持し、飼育空間側の汚染空気が作業空間側へ逆流するのを防止する。【解決手段】逆流防止フラッパ付き通気孔が多数形成されたロールスクリーン2によって作業空間Sと飼育空間Rとに区画し、吹出口3から作業空間S内に新鮮空気を供給するとともに、吸込口4から前記飼育空間R内の汚染空気を排出するようにした気流保持システムにおいて、前記ロールスクリーン2の開閉状態を検出する開閉検出手段20を設け、かつ前記吹出口3の給気ダクト22に給気ダンパ26を配設するとともに、前記吸込口4の排気ダクト23に排気ダンパ29を配設する。そして、前記ロールスクリーン2が閉鎖状態から開放されたことを前記開閉検出手段20が感知したならば、前記給気ダンパ26および排気ダンパ29の開き、作業空間S内に供給される新鮮空気量を一時的に増大する。
請求項(抜粋):
実験動物の飼育室を作業空間と飼育空間とに区画し、前記作業空間内に新鮮空気を供給する吹出口を設けるとともに、前記飼育空間内に汚染空気を排出する吸込口を設け、前記作業空間と飼育空間との区画位置に、巻込みおよび巻戻しにより上下方向に開閉自在とされ、かつ多数の通気孔が形成されるとともに、これら各通気孔の飼育空間がわ面に上部辺が固定され開閉自在とされる逆流防止フラッパを取り付けたロールスクリーンを配設した実験動物飼育室の気流保持システムにおいて、前記吹出口に連通する給気ダクトの中間に給気量を調節する給気ダンパを配設するとともに、前記吸込口に連通する排気ダクトの中間に排気量を調整する排気ダンパを配設し、前記ロールスクリーンの閉鎖状態時において、前記給気ダンパおよび排気ダンパを予め設定された平常時開度に設定し、所定の給気風量および排気風量により平常運転している状態から前記ロールスクリーンを開放する前に又は開放する際に、前記給気ダンパおよび排気ダンパを予め設定された増風時開度まで開き、前記吹出口から作業空間内に供給される新鮮空気量および前記飼育空間内の前記吸込口から排出される汚染空気量を増風量状態とし、その後、前記ロールスクリーンを閉鎖する際に又は閉鎖した後に、前記給気ダンパおよび排気ダンパを元の平常時開度まで戻すことを特徴とする実験動物飼育室における気流制御方法。
IPC (2件):
A01K 1/03 ,  F24F 7/06
FI (2件):
A01K 1/03 A ,  F24F 7/06 K
Fターム (9件):
2B101AA11 ,  2B101BB03 ,  2B101BB05 ,  2B101FA01 ,  2B101FA07 ,  3L058BD00 ,  3L058BE08 ,  3L058BF09 ,  3L058BG01

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