特許
J-GLOBAL ID:200903081588071770

光電式煙感知器の投光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139666
公開番号(公開出願番号):特開平10-334361
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】簡単な光学構造によりビーム光の強度分布を均一化し、ビーム断面方向のパターン形状も任意の形状に設定して障害物の反射を回避する。【解決手段】光軸方向に発光ダイオード1と集光レンズ2を配置する。発光ダイオード1は、本体ベース9の片側に先端レンズ5を備えたカバー4を装着し、カバー4内に本体ベース9を貫通したリード線から引き出されたボンディングワイヤ8により電気的に接続された発光チップ6と、その背後にリフレクタ7を配置している。発光チップ6の第1光源に対しリフレクタ7により前方に反射された光が先端レンズ5に入射する位置を仮想的な第2光源10とし、集光レンズ2の焦点を第2光源10を外れた位置又は第2光源の位置に設定して均一化する。発光ダイオード1のカバーレンズ5に密着して所定形状の開口部を形成するマスク部材18をカバー4に装着し、ビーム像の形状を決める。
請求項(抜粋):
監視空間にビーム光を照射し、前記監視空間に流入した煙により減衰した前記ビーム光を受光して火災を検出する光電式煙感知器の投光装置に於いて、光軸方向に発光ダイオードと集光レンズを配置し、該発光ダイオードは、本体ベースに、先端にレンズを一体に備えた円筒形のカバーを装着すると共に、該カバー内の所定位置に発光チップを配置し、該発光チップは、該本体ベースに貫通したリード線から引き出されたボンディングワイヤにより電気的に接続され、更に該発光チップの背後にリフレクタを配置しており、前記発光チップを第1光源とし、前記発光チップの背後の前記リフレクタにより前方に反射された光が前記カバー先端のレンズに入射する位置を仮想的な第2光源とし、前記集光レンズの焦点を前記第2光源を外れた位置又は第2光源の位置とし、更に前記発光ダイオードは、前記カバー先端の先端レンズに所定形状の開口部を形成するマスク部材を密着させたことを特徴とする煙感知器の投光装置。

前のページに戻る