特許
J-GLOBAL ID:200903081591155984

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-269325
公開番号(公開出願番号):特開平11-082570
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 パッドスプリングをパッドガイド部内に強く密着させた状態で固定し続けることができ、ブレーキの引き摺り等の発生を防止できるようにする。【解決手段】 パッドスプリング9のガイド板部12を取付部材2のパッドガイド部5内に嵌合させる。そして、パッドスプリング9のパッド押圧部14で摩擦パッド7の耳部8Aをパッドガイド部5に向けて押圧することにより、耳部8Aをガイド板部12に摺接させる。また、ガイド板部12には、その中間板から上板にかけて切込みを入れることにより舌片部15を設ける。そして、舌片部15をパッドガイド部5に弾性的に係合させることにより、ガイド板部12をパッドガイド部5に密着させた状態で固定する。さらに、舌片部15の長さ方向中間部を両端側よりも板幅の小さいくびれ部として形成する。
請求項(抜粋):
ディスクの周方向に離間して該ディスクを軸方向に跨ぐ一対の腕部を有し、該各腕部には断面凹形状をなし前記ディスクの軸方向に延びるパッドガイド部が形成された取付部材と、該取付部材の各パッドガイド部内に挿入される凸部を有し、キャリパによって前記ディスクの表面に押圧される摩擦パッドと、該摩擦パッドを前記取付部材の各腕部間で弾性的に支持すべく、前記取付部材の各腕部側に取付けられた一対のパッドスプリングとからなるディスクブレーキにおいて、前記パッドスプリングには、前記腕部のパッドガイド部内に嵌合され前記摩擦パッドの凸部を前記ディスクの軸方向にガイドするガイド板部と、該ガイド板部に切込みを入れることにより形成され該ガイド板部を前記パッドガイド部の壁面に弾性的に押付ける舌片部とを設け、該舌片部は長さ方向両端側よりも中間部を幅狭に形成したことを特徴とするディスクブレーキ。

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