特許
J-GLOBAL ID:200903081593073675
オレフィン(共)重合体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351697
公開番号(公開出願番号):特開平10-259212
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 遷移金属化合物を用いるオレフィン(共)重合体の製造方法において、製品としてのポリマーに残留し、臭気を伴う恐れのある芳香族炭化水素溶媒を用いる必要のない方法を提供すること。【解決手段】 触媒成分として下記(A)および下記(C)を用いてなるオレフィン重合用触媒、あるいは触媒成分として下記(A)、下記(B)および下記(C)を用いてなるオレフィン重合用触媒の存在下、オレフィンを単独重合または共重合するオレフィン(共)重合体の製造方法にかかるものである。(A)脂肪族炭化水素化合物に溶解、懸濁またはスラリー化した遷移金属化合物(B)脂肪族炭化水素化合物に溶解、懸濁またはスラリー化した有機アルミニウム化合物および/または有機アルミニウムオキシ化合物(C)脂肪族炭化水素化合物に懸濁またはスラリー化した特定のホウ素化合物
請求項(抜粋):
触媒成分として下記(A)および下記(C)を用いてなるオレフィン重合用触媒、あるいは触媒成分として下記(A)、下記(B)および下記(C)を用いてなるオレフィン重合用触媒の存在下、オレフィンを単独重合または共重合することを特徴とするオレフィン(共)重合体の製造方法。(A)脂肪族炭化水素化合物に溶解、懸濁またはスラリー化した遷移金属化合物(B)脂肪族炭化水素化合物に溶解、懸濁またはスラリー化した下記(B1)〜(B3)から選ばれる化合物(B1)一般式 E<SP>1</SP><SB>a</SB>AlZ<SB>3-a</SB>で示される有機アルミニウム化合物(B2)一般式 {-Al(E<SP>2</SP>)-O-}<SB>b</SB>で示される構造を有する環状のアルミノキサン(B3)一般式 E<SP>3</SP>{-Al(E<SP>3</SP>)-O-}<SB>c</SB>AlE<SP>3</SP><SB>2</SB>で示される構造を有する線状のアルミノキサン(上記各一般式においてそれぞれ、E<SP>1</SP>〜E<SP>3</SP>は炭素数1〜8の炭化水素基であり、全てのE<SP>1</SP>、全てのE<SP>2</SP>及び全てのE<SP>3</SP>は同じであっても異なっていても良い。Zは水素原子又はハロゲン原子を表し、全てのZは同じであっても異なっていても良い。aは0<a≦3を満足する数を、bは2以上の整数を、cは1以上の整数を表す。)(C)脂肪族炭化水素化合物に懸濁またはスラリー化した下記(C1)〜(C3)から選ばれる一種以上のホウ素化合物(C1)一般式 BQ<SP>1</SP>Q<SP>2</SP>Q<SP>3</SP>で表されるホウ素化合物(C2)一般式 G<SP>+</SP>(BQ<SP>1</SP>Q<SP>2</SP>Q<SP>3</SP>Q<SP>4</SP>)<SP>-</SP>で表されるホウ素化合物(C3)一般式 (L-H)<SP>+</SP>(BQ<SP>1</SP>Q<SP>2</SP>Q<SP>3</SP>Q<SP>4</SP>)<SP>-</SP>で表されるホウ素化合物(上記各一般式においてそれぞれ、Bは3価の原子価状態のホウ素原子であり、Q<SP>1</SP>〜Q<SP>4</SP>はハロゲン原子、1〜20個の炭素原子を含む炭化水素基、1〜20個の炭素原子を含むハロゲン化炭化水素基、1〜20個の炭素原子を含む置換シリル基、1〜20個の炭素原子を含むアルコキシ基又は2〜20個の炭素原子を含むアミノ基であり、それらは同じであっても異なっていても良い。G<SP>+</SP>は無機または有機のカチオンであり、Lは中性ルイス塩基であり、(L-H)<SP>+</SP>はブレンステッド酸である。)
IPC (4件):
C08F 10/02
, C08F 4/643
, C08F 4/645
, C08F210/16
FI (4件):
C08F 10/02
, C08F 4/643
, C08F 4/645
, C08F210/16
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