特許
J-GLOBAL ID:200903081595652877

車両用ダクト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-099622
公開番号(公開出願番号):特開2004-308453
出願日: 2003年04月02日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】ボンネットの衝撃吸収性能を阻害することがなく、歩行者の負傷度合の軽減に寄与する。【解決手段】ダクト本体32は、ボンネット14およびラジエターサポート16の間から外れて位置する第1領域部52と、該ボンネット14およびラジエターサポート16の間に位置する第2領域部54とに区分けされる。第1領域部52内には高剛性の第1支持部42を設けると共に、第2領域部54内には低剛性の第2支持部44を設ける。従って、歩行者との衝突による衝撃力がボンネット14を介して第1ダクト外壁部34に加わった際には、第2支持部44だけが変形して第2領域部54が圧潰的に変形し、これにより該ボンネット14の陥凹的な変形を許容する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
相互に所要空間を保持して対向的に位置する一対のダクト外壁部(34,36)からなるダクト本体(32)と、前記各ダクト外壁部(34,36)のうちの一方のダクト外壁部(36)から他方のダクト外壁部(34)の側へ突出して、該他方のダクト外壁部(34)を内側から支持する高剛性の第1支持部(42)と、同じく前記一方のダクト外壁部(36)から前記他方のダクト外壁部(34)の側へ突出して、該他方のダクト外壁部(34)を内側から支持する低剛性の第2支持部(44)とからなり、車両のボンネット(14)およびその下方に位置する車体構成部分(16)の間に設置した際に、前記ダクト本体(32)がこれらボンネット(14)と車体構成部分(16)との間に部分的に位置する車両用ダクトにおいて、 前記ダクト本体(32)は、前記ボンネット(14)および車体構成部分(16)の間から外れて位置する第1領域部(52)と、該ボンネット(14)および車体構成部分(16)の間に位置する第2領域部(54)とに区分けされ、 前記高剛性の第1支持部(42)を前記第1領域部(52)内に位置させると共に、前記低剛性の第2支持部(44)を前記第2領域部(54)内に位置させ、 歩行者との衝突による衝撃力が前記ボンネット(14)を介して前記他方のダクト外壁部(34)に加わった際に、前記第2支持部(44)だけが変形して前記第2領域部(54)を圧潰的に変形させ、これにより該ボンネット(14)の陥凹的な変形を許容するよう構成した ことを特徴とする車両用ダクト。
IPC (2件):
F02M35/10 ,  F02M35/16
FI (3件):
F02M35/10 101F ,  F02M35/16 E ,  F02M35/10 301D

前のページに戻る