特許

J-GLOBAL ID：200903081596338327

排ガス浄化用金属ハニカム触媒担体および触媒

発明者： 浜田 幾久 ,  冨永 成 ,  松尾 宣雄 ,  山下 寿生
出願人/特許権者： バブコック日立株式会社
代理人 (1件)： 川北 武長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-107210
公開番号（公開出願番号）：特開平5-301048
出願日： 1992年04月27日
公開日（公表日）： 1993年11月16日
要約：

【要約】【目的】電流効率の高い通電型の排ガス浄化用金属ハニカム触媒担体(および触媒)を得ること。【構成】ステンレス鋼をエキスパンド加工した後、アルミニウムを溶射したものを出発原料とし、これをプレス加工等により、波状の凹凸をつけ(2)、平板1と重ね合わせるなどの方法によりハニカム構造体とし、必要に応じ高比表面積の無機粒子をウオッシュコートする。また電極3、4を設け、通電可能とし、特にその領域を通電部5に限定することにより電力を節減することができる。【効果】従来のバルクメタル型ハニカム触媒において問題となっていた数々の技術的課題がきわめて実用的な方法で解決される上、特に自動車等燃焼ガスを動力源とするものにあっては、運転初期の排ガスの浄化を確実に行わせることが可能となり、環境保全に対して大きな寄与が期待できる。

請求項（抜粋）：

波状の凹凸をつけたステンレス鋼薄板と、平板状のステンレス鋼薄板とから形成され、これらに電極を接続して通電可能とした金属ハニカム触媒担体において、前記2種類のステンレス鋼薄板の両方または一方が、エキスパンド加工され、絶縁性無機物が被覆されたものであることを特徴とする排ガス浄化用金属ハニカム触媒担体。

IPC (4件)：

B01J 35/04 321 ,  B01J 35/02 ,  B01J 35/04 351 ,  F01N 3/20