特許
J-GLOBAL ID:200903081604049127
X線CT装置および部分散乱係数テーブル取得方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井島 藤治
, 鮫島 信重
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-367390
公開番号(公開出願番号):特開2007-167261
出願日: 2005年12月21日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】コリメータを配設することなく、チャネル方向の散乱X線による画質劣化を防止するX線CT装置を実現する。【解決手段】厚さTが異なる複数の円弧ファントム、散乱X線遮蔽ブロックおよび長さlが異なる複数の透過X線遮蔽ブロックを用いて、円弧ファントムの厚さTごとのX線ビームの部分散乱係数W(k-i、T)をステップS401の散乱X線情報取得処理により求め、さらに被検体の経路長をステップS404の被検体情報取得処理により求め、この経路長に対応する厚さTの部分散乱係数W(k-i、T)の総和から、被検体投影情報の散乱補正をステップS405の被検体投影情報補正処理で行うこととしているので、チャネル方向の散乱X線の補正を実験データに基づいて正確に行い、ひいてはシンチレータ41のチャネル方向のコリメータを配置することなく、散乱X線による画質の劣化を抑えることを実現する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
X線ビームを発生するX線発生部と、
前記X線ビームを検出するX線検出器を配列したX線検出部と、
前記X線発生部および前記X線検出部の間に配設され、前記X線発生部の位置を中心位置とし、前記中心位置から等距離にある円弧と壁面が一致する円弧ファントムと、
前記円弧ファントムを用いた複数の投影情報を収集するデータ処理部と、
を備えるX線CT装置。
IPC (1件):
FI (2件):
A61B6/03 350K
, A61B6/03 F
Fターム (5件):
4C093CA07
, 4C093FC12
, 4C093FC26
, 4C093GA02
, 4C093GA03
引用特許:
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