特許
J-GLOBAL ID:200903081604951017
表皮材と基材との一体成形品の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-316617
公開番号(公開出願番号):特開平10-156865
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 表皮材の稜線部を角ばったシャープな形状とし、且つ表皮材に皺を発生させない意匠的に優れた表皮一体成形品を提供する。【解決手段】 インストルメントパネル1と略同形の成形治具17を雄型12に配置して、成形治具17と雌型11とで表皮材2を予備成形する。次に、表皮材2の凸状断面の稜線部2a,2aを雌型11へ真空吸着する。表皮材2は雌型11に倣った形状に予備成形されているので、皺が寄ることなく雌型11に密着する。また、予備成形と真空吸着成形とに分けて表皮材2を徐々に引延ばすので稜線部2a,2aに破断が発生する虞はない。
請求項(抜粋):
凸状断面を含む表皮材と基材との一体成形品を製造するための製造方法であって、一方の型と他方の型とからなる金型を型開きし、一方の型に前記一体成形品と略同形の成形治具を配置する成形治具配置工程と、金型の両側のクランプ部材で挟込んだ表皮材を前記成形治具と他方の型との間に配置する表皮材配置工程と、このクランプ部材を移動して表皮材をプレス成形位置に配置し、前記金型を型締めして前記成形治具と他方の型とで前記表皮材を予備的にプレス成形する予備成形工程と、以降、この予備的にプレス成形された表皮材の凸状断面の稜線部を他方の型へ真空吸着する真空吸着工程と、この金型を型開きする中途型開き工程と、この型開きした金型の一方の型から前記成形治具を取除く成形治具除去工程と、前記金型を成形品厚さより大きなクリアランスまで戻す金型セット工程と、前記クリアランスへ一方の型側から溶融樹脂を注入する樹脂注入工程と、金型を成形品厚さまで型締めして表皮材の裏面に溶融樹脂を回し、一体成形品を得る一体化工程とからなる表皮一体成形品の製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/14
, B29C 33/12
, B29L 9:00
, B29L 31:30
FI (2件):
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