特許
J-GLOBAL ID:200903081609142575

補助熱交換器及び膨張弁を付属させたエバポレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255697
公開番号(公開出願番号):特開平10-103812
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 構成部品点数を減らすと共に、装置の組み付け作業の容易化を図れる構造を実現する。【解決手段】 接合ブロック11に、蒸気圧縮式冷凍機の冷媒配管を構成する孔14、15、16を設ける。一体型膨張弁10を構成する膨張弁ケース25に、膨張弁である絞り流路28と、この絞り流路28の開度を調節する為のダイヤフラム30とを一体的に設ける。そして、補助熱交換器6と一体型膨張弁10と接合ブロック11とを、エバポレータ3の側方に配置する。更に、補助熱交換器6と一体型膨張弁10と接合ブロック11とエバポレータ3とを、互いに整合する位置に設けた冷媒配管同士を接続する事により組み付ける。
請求項(抜粋):
蒸気圧縮式冷凍機に組み込まれ、内部で液状の冷媒を蒸発させて温度低下する事により、周囲を流れる空気を冷却するエバポレータと、上記蒸気圧縮式冷凍機に組み込まれるコンデンサ側からこのエバポレータに向けて上記液状の冷媒を送り込む送り込み流路と、このエバポレータ内で上記液状の冷媒が蒸発する事により発生した冷媒蒸気を、上記蒸気圧縮式冷凍機を構成するコンプレッサに向けて送り出す為の送り出し流路と、この送り出し流路内を流れる冷媒蒸気と上記送り込み流路内を流れる液状の冷媒とを、互いに混合する事なく熱交換し、上記送り出し流路内を流れる冷媒蒸気により上記送り込み流路内を流れる液状の冷媒を冷却する補助熱交換器と、上記送り込み流路の途中でこの補助熱交換器と上記エバポレータとの間に設けられ、上記送り込み流路内を上記エバポレータに向けて流れる上記液状の冷媒を膨張させる膨張弁とを備える、補助熱交換器及び膨張弁を付属させたエバポレータに於いて、上記送り込み流路の一部を構成する送り込み通孔と上記送り出し流路の一部を構成する第一、第二の送り出し通孔とをその内部に有する接合ブロックを上記エバポレータの冷媒入口及び冷媒出口部分に、上記送り込み通孔の下流端を上記冷媒入口に、上記第一の送り出し通孔の上流端を上記冷媒出口に、それぞれ連通させた状態で接合固定し、上記補助熱交換器に設けた第一、第二の入口のうち、エバポレータを通過した冷媒を受け入れる為の第一の入口を上記第一の送り出し通孔の下流端に、コンデンサ側から送り込まれる冷媒を受け入れる為の第二の入口を上記コンデンサの出口に通じる冷媒配管の下流端に、上記コンプレッサに通じる冷媒配管の上流端を上記第二の送り出し通孔の下流端に、それぞれ接続し、上記補助熱交換器に設けた第一、第二の出口のうち、エバポレータを通過した冷媒を送り出す為の第一の出口を上記第二の送り出し通孔の上流端に、同じくコンデンサ側から送り込まれる冷媒を送り出す為の第二の出口を上記エバポレータの冷媒入口に通じる送り込み通孔の上流端に、それぞれ膨張弁を構成する膨張弁ケースの内部に設けた第一、第二の通孔を介して連通しており、この膨張弁は、上記第一の通孔を通じてエバポレータの冷媒出口からコンプレッサに向けて流れる冷媒の状態により、上記エバポレータの冷媒入口に通じる第二の通孔部分に設けられた絞り流路の開度を調節する為のセンサを備えた一体型膨張弁である、補助熱交換器及び膨張弁を付属させたエバポレータ。
IPC (4件):
F25B 39/02 ,  F25B 1/00 331 ,  F25B 40/00 ,  F28F 9/02 301
FI (4件):
F25B 39/02 S ,  F25B 1/00 331 Z ,  F25B 40/00 V ,  F28F 9/02 301 Z

前のページに戻る