特許
J-GLOBAL ID:200903081641442882

蒸気圧縮式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-266944
公開番号(公開出願番号):特開2004-101141
出願日: 2002年09月12日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】エジェクタサイクルにおいて、低圧側での熱損失を低減する。【解決手段】少なくとも蒸発器30及び気液分離器50を同一のケーシング80内に収納配置されているので、気液分離器50と蒸発器30とが近接した状態となり、気液分離器50を流出した液相冷媒が雰囲気から吸熱してしまうことを抑制でき、熱損失を低減できるとともに、気液分離器50から蒸発器30に至る冷媒通路で発生する圧力損失を低減することができる。したがって、エジェクタサイクル全体で発生する熱損失及び圧力損失を低減することができるので、エジェクタサイクルの成績係数を向上することがきるとともに、エジェクタサイクルの小型化を図ることができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機であって、 圧縮機(10)から吐出した高圧冷媒の熱を放熱する高圧側熱交換器(20)と、 低圧冷媒を蒸発させる低圧側熱交換器(30)と、 高圧冷媒を減圧膨張させるノズル(41)、及び前記ノズル(41)から噴射する高い速度の冷媒流により前記低圧側熱交換器(30)にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換する昇圧部(42、43)を有し、前記圧縮機(10)の吸入圧を上昇させるエジェクタ(40)と、 前記エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒用出口が前記圧縮機(10)の吸引側に接続され、液相冷媒用出口が前記低圧側熱交換器(30)に接続された気液分離手段(50)と備え、 少なくとも前記気液分離器(50)及び前記低圧側熱交換器(30)は、同一のケーシング(80)内に配置されていることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
IPC (2件):
F25B43/00 ,  F25B1/00
FI (2件):
F25B43/00 C ,  F25B1/00 389A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-170793   出願人:日本電装株式会社
  • 冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-284689   出願人:日本電装株式会社
  • 車両用空調装置のクーリングユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-271564   出願人:三菱重工業株式会社
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