特許
J-GLOBAL ID:200903081643734120

レンズ保持構体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333368
公開番号(公開出願番号):特開平7-191247
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 レンズの組み替えを容易にでき、レンズ面精度を低下せず、熱による変形を吸収して歪みの発生を防止できるレンズ保持構体を提供する。【構成】 レンズ11をレンズ11の外周に嵌合する保持環12、および、レンズ11の外周に嵌合する保持枠13により、径方向に保持する。保持環12が嵌合しているレンズ11の鍔部11b は、保持枠13のフランジ部13a と、保持枠13の上部に螺合している環状のレンズ押え14とにより、上下から挟持する。温度変化の激しい環境下で使用した場合、保持枠13との線膨張係数の違いにより、レンズ11の径方向には保持枠13に対する変形が生じる。レンズ11の外周と保持環12との間に形成された第1の間隙16および第1の接合部17と、保持環12と保持枠13との間に形成された第2の接合部20および第2の隙間21との働きにより、レンズ11とほぼ同じ線膨張係数を有する保持環12が弾性変形を生じてレンズ11の変形を吸収する。
請求項(抜粋):
レンズと、環状に形成され内周にて前記レンズの外周を保持する保持環と、環状に形成され内周にて前記保持環を保持する保持枠とを具備したレンズ保持構体において、前記レンズの外周および前記保持環の内周の間には、これらの周方向に沿って所定長さに形成され複数個ほぼ等間隔に配置した第1の間隙と、これら第1の間隙以外の部分に相手側との接合する第1の接合部とを有し、前記保持環の外周と前記保持枠の内周との間には、前記第1の間隙に対応する範囲内にそれぞれ位置し、これら第1の間隙より小さい周方向長さを有する部分にて互いに相手側と接合する第2の接合部と、この接合部分以外に設けられた第2の間隙とを有することを特徴としたレンズ保持構体。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-207209

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