特許
J-GLOBAL ID:200903081644723610

負圧缶用イージーオープン缶蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-334257
公開番号(公開出願番号):特開2000-159228
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 負圧缶に使用することができ、かつ容易に缶蓋を開口することができるとともに缶蓋を積層しても缶蓋の内面被膜を傷つけることのないタブ非分離式イージーオープン缶蓋を提供する。【解決手段】 負圧缶用イージーオープン缶蓋1のパネル部2に第一窪み部6とその第一窪み部6よりも深い第二窪み部11が形成され、第一窪み部6にスコア線7によって区画された開口片8が形成されている。そして、タブ13がリベット16によって、押し下げ用先端部17が開口片8の上側に、持ち上げ用後端部18が第二窪み部11の上側に位置するように固着されている。さらに、タブ13には、押し下げ用先端部17と持ち上げ用後端部18とを結ぶ直線とは直交する方向に延出する凹条19が互いに間隔を開けて二条形成されている。
請求項(抜粋):
内圧が常温で大気圧以下となる負圧缶用の缶蓋であって、蓋板の中央部から周辺部に亘る部分に第一窪み部が形成され、両端部を隔置したスコア線によってつなぎ部が残るように区画された開口片が前記第一窪み部の底部に形成されると共に、押し下げ用先端部と引き上げ用後端部とこれら先端部と後端部との間に位置する舌片状固着部とを備え、さらに該先端部と該後端部とを結ぶ直線に直交する方向に延びる凹条を前記固着部と前記後端部との間の外周部分の上面に形成されているタブが、該先端部を前記開口片上に延出させ、該後端部を前記蓋板の中心を挟んで該開口片とは反対側の蓋板周辺部に延出させた状態で、該蓋板のほぼ中央部でしかも該開口片の外側の位置で該固着部を介してリベット止めされていると共に、該タブの該凹条形成位置と該後端部との間の位置に対応する蓋板部分から外面側に突出した凸部によってタブが支持されることにより該後端部が蓋板外面から離れた状態になっている負圧缶用イージーオープン缶蓋において、前記蓋板の中心を挟んで前記開口片とは反対側の前記蓋板部分であって、前記タブ固着部よりも蓋板周辺側の位置に、前記蓋板の窪み部が形成されていない部分の表面から窪み部の底面までの深さが前記第一窪み部よりも深い第二窪み部が形成され、前記凹条が前記タブのリベット止めと同時又はその後に該タブ表面を打刻して形成したものであると共に、該凹条が該第二窪み部に対応する位置に形成されていることを特徴とする負圧缶用イージーオープン缶蓋。
IPC (3件):
B65D 17/34 ,  B65D 17/347 ,  B65D 17/353
Fターム (5件):
3E093AA02 ,  3E093AA11 ,  3E093BB02 ,  3E093CC01 ,  3E093DD01

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