特許

J-GLOBAL ID：200903081648667715

省スペース型ファスナー装置

発明者： 高橋 宏行
出願人/特許権者： タキゲン製造株式会社
代理人 (1件)： 増田 守
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-055977
公開番号（公開出願番号）：特開平11-241549
出願日： 1998年02月20日
公開日（公表日）： 1999年09月07日
要約：

【要約】【課題】 操作レバーの回転方向を変更し、狭いスペースにも適用できる省スペース型ファスナー装置を提供する。【解決手段】 スライダー板3に軸ピン5の逃げスロット20と交差させてカムスロット14を左右方向に設け、操作レバー4に軸ピン5から離れた位置に駆動ピン15を固設し、駆動ピン15をカムスロット14に嵌め入れ、操作レバー4を軸ピン5を中心として被緊締体1の前面と平行な面内で回転させることによって、駆動ピン15でカムスロット14の内壁面を押し、スライダー板3を上下方向に摺動させる。

請求項（抜粋）：

一方の被緊締体1に固着されるベース板2の前面側にスライダー板3を上下方向に摺動可能に嵌め合わせ、スライダー板3の前面側に操作レバー4の上端部を重ね合わせ、スライダー板3の上下方向の逃げスロット20を通る軸ピン5によって操作レバー4をベース板2に枢着し、スライダー板3の上部に連設した軸受板部23に軸ピン6によってジョイント板7の基端部を回転可能に連結し、ジョイント板の先端部に連設したボックス部8に引掛ロッド9の下半部を上下方向に移動可能に貫通させ、ボックス部8に収容した圧縮コイルバネ16によって引掛ロッド9をボックス部8内に引き込む方向に移動付勢し、他方の被緊締体11に固着される受金体12の掛止板部13の受溝部13aに挿入される引掛ロッド9の上端部に掛止部13の背面側に係合する錠止フック部10を連設し、スライダー板3に逃げスロット20と交差するカムスロット14を左右方向に設け、操作レバー4に軸ピン5から離れた位置に駆動ピン15を固設し、駆動ピン15をカムスロット14に嵌め入れ、操作レバー4を軸ピン5を中心として被緊締体1の前面と平行な面内で回転させて、スライダー板3を上下方向に摺動させるようにした省スペース型ファスナー装置。