特許
J-GLOBAL ID:200903081650065021

炭化水素接触分解用触媒組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089157
公開番号(公開出願番号):特開平11-246868
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 炭化水素、特にニッケルやバナジウムなどの金属汚染物質を含有する重質炭化水素の流動接触分解に使用して、水素、コークの生成量が少ないにもかかわらず、分解活性が高く、優れた残油分解能を有し、ガソリンや灯軽油留分の収率を高めることができる炭化水素接触分解用触媒組成物の提供。【解決手段】 結晶性アルミノシリケートゼオライトと、リン酸イオン含有水溶液で処理した繊維状擬ベーマイト形アルミナ水和物およびケイ酸液を含む混合物を噴霧乾燥して得られた触媒組成物であって、細孔直径50nm以上のマクロ細孔を有するなど特定の細孔構造を有することを特徴とする炭化水素接触分解用触媒組成物。
請求項(抜粋):
結晶性アルミノシリケートゼオライトと、リン酸イオン含有水溶液で処理した繊維状擬ベーマイト形アルミナ水和物およびケイ酸液を含む混合物を噴霧乾燥して得られた触媒組成物であって、下記(a)〜(e)の性状を有することを特徴とする炭化水素接触分解用触媒組成物。(a)比表面積が80〜300m2/g、(b)細孔容積が0.20〜0.70ml/g、(c)平均細孔直径が100〜1000nm、(d)細孔直径50〜500nmの細孔容積が少なくとも0.20ml/g、(e)細孔直径10nm以上の細孔分布において、細孔直径10〜100nmの範囲に第一のピークと100〜1000nm範囲に第二のピークを有する、

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