特許
J-GLOBAL ID:200903081650166022

感熱記録材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148361
公開番号(公開出願番号):特開平10-337962
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】近紫外光あるいは可視光で判別できる、退色のない画像を与えることのできるレーザー感熱記録材料を提供する。【解決手段】支持体上に、330〜430nmに吸収極大を有する紫外線吸収性物質あるいは可視部に吸収極大を有する色素と、750〜900nmの範囲内に発振波長を有するレーザーの照射により該紫外線吸収性物質あるいは色素の極大吸収強度を低下させる赤外線吸収物質とを含有する記録層を有する感熱記録材料において、該赤外線吸収物質が特定のシアニン系赤外線吸収物質である事を特徴とする感熱記録材料。
請求項(抜粋):
支持体上に、330〜430nmに吸収極大を有する紫外線吸収性物質あるいは可視部に吸収極大を有する色素と、750〜900nmの範囲内に発振波長を有するレーザーの照射により該紫外線吸収性物質あるいは色素の極大吸収強度を低下させる赤外線吸収物質とを含有する記録層を有する感熱記録材料において、該赤外線吸収物質が下記一般式[I]で示される化合物である事を特徴とする感熱記録材料。【化1】(一般式[I]において、R1は水素原子、ハロゲン原子、あるいはジフェニルアミノ基を表し、R2、R3はアルキル基、アルコキシアルキル基、あるいはスルホアルキル基を表し、R4、R5は水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、あるいはフェニル基を表し、フェニル基の場合には染料骨格のフェニル基と縮合してナフタレン環を形成しても良い。Z1は染料骨格の炭素原子上の置換基であって、染料骨格の炭素原子と連結してシクロヘキセン環あるいはシクロペンテン環を形成する二価の炭化水素残基、あるいは独立した2個の水素原子、あるいは独立した2個のアルキル基である。X1、X2は硫黄原子、置換基を有してもよいメチレン基、あるいは無置換のビニレン基であって、メチレン基の置換基は、炭素数6以下の二つのアルキル基、あるいは炭素数6以下のスピロ環を形成する炭化水素残基である。Y-はアニオン残基を表す。)

前のページに戻る