特許
J-GLOBAL ID:200903081679618496
インキの凝集を利用する混合故紙のリサイクル方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-534956
公開番号(公開出願番号):特表平11-505302
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】プラスチック塗工紙および印刷紙を含む混合故紙のリサイクルは、故紙混合物を再パルプ化(12)して紙繊維、インキ成分およびプラスチック成分をパルプ媒質中に分散させることにより達成される。脱インキ薬品と接触させて、インキ成分を互いに引きつけて大きいインキ粒子を形成させる。このインキをプラスチック成分の上に吸着させてインキ/プラスチック・クラスターを形成し、これらのクラスターを除去してインキおよびプラスチックを実質的に含有していないパルプ媒質を生成する。また、本発明方法によって製造されたパルプ媒質から得られた紙繊維を含有する強度の改善された再生紙製品を提供する。
請求項(抜粋):
プラスチック含有紙および印刷紙を含む混合故紙をリサイクルするに当たり、 前記混合故紙を再パルプ化容器内で再パルプ化して、紙繊維、インキ成分およびプラスチック成分をパルプ媒質中に分散させ; 前記パルプ媒質を脱インキ薬品と接触させ、この際該脱インキ薬品の存在によって前記インキ成分を互に引き付けて一層大きいインキ粒子を形成させ; 前記インキ成分を前記プラスチック成分に吸着させてインキ/プラスチック・クラスターを形成し; 前記インキ/プラスチック・クラスターを前記パルプ媒質から除去して、インキおよびプラスチックを実質的に含有していないパルプ媒質を生成する、 ことを特徴とする混合故紙のリサイクル方法。
IPC (2件):
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