特許
J-GLOBAL ID:200903081688772236

磁性体に電子レンジ等においてマイクロ波を照射すると磁性体は発熱する、磁性体の持つキュリー温度を利用し、磁性体の発熱から一定のキュリー温度の範囲のなかで輻射熱によって冷凍品の解凍並びに素材を加熱する方法。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-299612
公開番号(公開出願番号):特開2004-097179
出願日: 2002年09月04日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】電子レンジ等を利用したマイクロ波照射による解凍及び加熱を磁性体のキュリー温度を利用し、均一な温度で且つ敏速に行うシステムの提供。【解決手段】マイクロ波を対象物に直接に照射しないようにアルミ箔などで遮断し且つアルミ箔の外部に、一定のキュリー温度のある磁性体を粉体に加工し、シート状に付着させた包装材に対象物を入れ、これを石英ガラス製の容器に収納した。【効果】冷凍の惣菜類、スープ類、丼物などの加熱に適した容器を提供できる。また、寿司の解凍では所定の部分にマイクロ波が集中する構造として温度格差のある解凍を行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電子レンジなどのマイクロ波による加熱において直接マイクロ波を解凍又は加熱する物質に照射をせずに、キュリー温度の存在している磁性体を選択し、その磁性体にマイクロ波を照射すると磁性体はキュリー温度の範囲が最大の比熱となり発熱する。磁性体の最大比熱の範囲の発熱温度を利用し、磁性体と解凍又は加熱する素材の間に一定の熱交換が進む構造を作り、磁性体の発熱とその輻射熱を利用し、素材の解凍及び加熱を短時間に行う技術。 電磁レンジ等によるマイクロ波照射において解凍又は加熱等を行うときには、磁性体の持つキュリー温度から磁性体を選択し、解凍又は加熱後の必要な温度を磁性体のキュリー温度から選択し、設定し、マイクロ波を磁性体に照射すると磁性体が持つキュリー温度が最大の比熱となり発熱する。解凍又は加熱する物質と磁性体との間に一定の熱伝導率の高い物質において熱交換が進む構造を作り、解凍又は加熱する素材には直接マイクロ波が照射出来ないようにアルミ箔等で遮断し、その外面に選択した磁性体を全体又は部分的に被い、マイクロ波を磁性体に照射すると磁性体がキュリー温度の最大比熱の範囲で発熱し解凍又は加熱する物質の間において熱交換が行われ、短期間に効果的な解凍又は加熱が行われる。 磁性体にマイクロ波を連続的に照射しても解凍又は加熱する物質との熱交換による温度格差が存在している限り磁性体の持つキュリー温度以上に磁性体の温度は発熱せず、その磁性体の発熱温度を輻射熱として解凍、加熱に利用すると一定のキュリー温度を利用した温度の制御が可能な解凍並びに加熱ができる。磁性体が持つキュリー温度を選定しその発熱温度を利用した解凍又は加熱ができ、均一で安定した解凍、加熱温度が得られる。
IPC (6件):
A23L3/365 ,  A23L1/01 ,  A47J27/00 ,  B65D81/30 ,  B65D81/34 ,  F24C7/02
FI (6件):
A23L3/365 Z ,  A23L1/01 C ,  A47J27/00 107 ,  B65D81/30 D ,  B65D81/34 U ,  F24C7/02 561A
Fターム (40件):
3E067AA03 ,  3E067AA11 ,  3E067AB01 ,  3E067AB26 ,  3E067BA31A ,  3E067BB01A ,  3E067BB06A ,  3E067BB12A ,  3E067BC02A ,  3E067CA14 ,  3E067EE32 ,  3E067FA04 ,  3E067FC01 ,  3L086AA20 ,  3L086BF02 ,  3L086BF04 ,  3L086DA06 ,  3L086DA07 ,  3L086DA12 ,  3L086DA29 ,  4B022LA01 ,  4B022LB01 ,  4B022LQ07 ,  4B022LT07 ,  4B022LT11 ,  4B035LC12 ,  4B035LE11 ,  4B035LP16 ,  4B035LT16 ,  4B055AA10 ,  4B055BA22 ,  4B055BA63 ,  4B055BA80 ,  4B055DB01 ,  4B055DB15 ,  4B055FA01 ,  4B055FB00 ,  4B055FC06 ,  4B055FC16 ,  4B055GC01

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