特許
J-GLOBAL ID:200903081692841749

アクチュエータの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152051
公開番号(公開出願番号):特開平7-014134
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 温度変化によって可動コイルの抵抗が変化しても位置制御誤差の発生を抑え、また共振周波数付近での振動を抑えて安定なトラッキングを確保する。【構成】 アクチュエータ11の可動コイル12と並列に接続されたコンデンサ20を設け、このコンデンサ20のインピーダンスと可動コイル12の抵抗が等しくなる遮断周波数とすると共に、この遮断周波数を駆動周波数以上、且つ共振周波数以下に設定する。【効果】 駆動周波数付近では電流駆動に近くなるので、温度変化による可動コイル12の抵抗が変化しても位置制御誤差を抑え、共振周波数付近では電圧駆動に近くなるので、可動コイル12に発生する逆起電力が駆動回路の出力抵抗で短絡されるためコイルに流れる制動電流が電磁力を発生し振動を抑える。
請求項(抜粋):
可動コイル式のアクチュエータを所定の周波数で駆動する駆動回路において、上記可動コイルと並列に接続されたコンデンサを備え、このコンデンサのインピーダンスと上記可動コイルの抵抗がほぼ等しくなるような遮断周波数とすると共に、この遮断周波数を上記駆動周波数以上で、且つ共振周波数以下に選んだことを特徴とするアクチュエータの駆動回路。

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