特許
J-GLOBAL ID:200903081696253086

磁気記録方法、磁気記録ヘッド、磁気記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-098627
公開番号(公開出願番号):特開2000-293802
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 記録にじみ、サイドイレーズのみならずアジマス損失をも軽減し、熱磁気緩和現象を抑制することをも目的とする。【解決手段】 第1の強磁性層のキュリー温度Tc1は、第2の強磁性層のキュリー温度Tc2よりも大きく、キュリー温度Tc2は再生動作温度Topよりも十分高く設定される。そして再生動作温度Topにおいて第2の強磁性層の保磁力Hc2は、第1の強磁性層4の保磁力Hc1よりも大きい。光変調磁気記録と垂直磁気記録とを組み合わせて磁気記録を行うことにより、交叉温度Txよりも高い温度の領域においてトラック方向に平行に磁化遷移の位置を決定することができ、アジマス損失を軽減できる。しかも、交叉温度Txよりも低い温度では保磁力が急峻に変化するので、トラック方向への記録領域はヘッドの寸法よりも小さくできる。そして再生動作時、保管時では保磁力が大きく、熱擾乱に強い。
請求項(抜粋):
第1の方向に沿った第1の領域において、前記第1の方向と平行な等磁界強度分布を与える磁気記録ヘッドを用い、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って、前記磁気ヘッドに近接しつつこれと相対的に移動する磁気記録媒体に対して、前記磁気記録ヘッド近傍の前記磁気記録媒体を局所的に昇温しつつ磁気記録を行う磁気記録方法であって、前記磁気記録媒体の温度が上昇するにつれ前記磁気記録媒体の保磁力が低下する傾向が、第1の温度を境として小さくなり、前記磁気記録の際には、前記第1の方向に沿って前記第1の領域に含まれる第2の領域において、前記磁気記録媒体が前記第1の温度以上に昇温され、前記磁気記録ヘッドは前記第1の温度における前記磁気記録媒体の前記保磁力よりも高い磁界を発生することを特徴とする磁気記録方法。
IPC (3件):
G11B 5/02 ,  G11B 5/66 ,  G11B 11/10 576
FI (3件):
G11B 5/02 S ,  G11B 5/66 ,  G11B 11/10 576 C
Fターム (17件):
5D006BB01 ,  5D006BB02 ,  5D006BB07 ,  5D006BB08 ,  5D006DA00 ,  5D006DA03 ,  5D006FA09 ,  5D075AA03 ,  5D075CC01 ,  5D075CD06 ,  5D075CD18 ,  5D075CD19 ,  5D075CF03 ,  5D091AA08 ,  5D091CC13 ,  5D091CC24 ,  5D091HH20

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