特許
J-GLOBAL ID:200903081705328779

通話用ヘッドセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-514983
公開番号(公開出願番号):特表平9-506486
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】使用者の外耳に取り付けられる通話用ヘッドセット。このヘッドセットは、マイクロホン(1)を外端に備える腕(2)を支持するメインユニット(3)と、このメインユニット(3)上のイヤホン(5)とを備える。さらに、メインユニット(3)に取り付けられるU字型支持体(6)には、下方に向いた第1および第2軸部が設けられる。2つの軸部間には接続上部(9)が配置され、これらの部分は、使用位置で、使用者の外耳の最上点に支持される。この最上点では、外耳が頭蓋に連なる。ウェイト(11)の配置によって、その質量およびてこ作用は、U字型支持体(6)の後方軸部(10)を外耳の後部に押しつけるとともに、外耳および頭蓋間に挟み込ませる。マイクロホン(1)および腕(2)に加わる重力は平衡される。通話用ヘッドセットは、後方軸部による押し付け作用と、重力によるストレス吸収点回りのトルクとによって定位置に保持される。
請求項(抜粋):
メインユニット(3)と、このメインユニット(3)に支持されて、マイクロホン(1)用の受音用開口が形成された外端をメインユニット(3)から離隔した位置に位置づける腕(2)と、前記メインユニット(3)上あるいはメインユニット(3)に隣接して設けられるイヤホン(5)と、U字型支持体(6)とを備え、このU字型支持体(6)には、メインユニット(3)に接続されて、使用位置で下方に向けられる前方軸部と、下方に向いて、前記メインユニット(3)を挟んで腕(2)に対向する位置を占める後方軸部(10)と、これら2つの軸部を接続する上部とが設けられ、前記上部の配置は、使用位置で、使用者の外耳で上方を向く部分に支持されるよう設定される通話用ヘッドセットにおいて、 前記上部(9)は、外耳および頭蓋の接続部位の最上点(15)で外耳に乗りかかることによってヘッドセットを支持する形状に形成され、ウェイトの配置によって、少なくとも使用者の頭の直立位置で、ウェイトの質量およびてこ作用は、外耳の後部にU字型支持体(6)の後方軸部(10)を押し当てるとともに、重力と、マイクロホン(1)および腕(2)に加わる重力によるてこ作用のバランスとを通じて後方軸部を外耳および頭蓋間に挟み込み、その結果、後方軸部の押し付けと、重力に起因するトルクとによって、ヘッドセットは、外耳が頭蓋に連なる前記最上点に存在するストレス吸収点(15)回りの位置を保持されることを特徴とする通話用ヘッドセット。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-128555

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