特許
J-GLOBAL ID:200903081706418569

電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和泉 良彦 ,  小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-006259
公開番号(公開出願番号):特開2006-197718
出願日: 2005年01月13日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】非干渉制御において、PWM変換の際に起こる遅れを考慮していないため、高回転かつ高応答の際に電流が振動的になるという問題があった。 【解決手段】干渉電圧演算で用いるd軸推定電流値およびq軸推定電流値に対し、PWM変換時における制御の遅れを補償する補償手段を備えている。この補償手段は、第2遅れ要素部13、第2PI制御部14、第2遅れ補償部15、第2三相変換部16、第3遅れ要素部17、第2dq軸変換部18、干渉成分のない干渉電圧無電動機モデル19などから構成し、PWM変換時における制御の遅れによってd軸推定電流値およびq軸推定電流値に生じる遅れを補償するように構成している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トルク指令値と電動機の回転速度とに基づいてd軸電流指令値およびq軸電流指令値を求める電流指令値演算手段と、 電動機に流れる三相電流値を二相のd軸電流値およびq軸電流値に変換するdq軸変換手段と、 前記d軸電流指令値と前記d軸電流値との差および前記q軸電流指令値と前記q軸電流値との差に基づいてd軸電圧指令値およびq軸電圧指令値を求める電圧指令値演算手段と、 電動機の回転位相と回転速度とに基づいて遅れ補償後の回転位相を演算する第1遅れ補償手段と、 前記d軸電流指令値および前記q軸電流指令値から求めたd軸推定電流値およびq軸推定電流値に応じたd軸干渉電圧指令値とq軸干渉電圧指令値を演算する干渉電圧演算手段と、 前記d軸電圧指令値および前記q軸電圧指令値に前記d軸干渉電圧指令値と前記q軸干渉電圧指令値をそれぞれ加算した値を、前記遅れ補償後の回転位相を用いて三相の電圧指令値に変換する三相変換手段と、 前記三相の電圧指令値をPWM信号に変換し、それによってインバータを制御して直流電力を交流電力に変換する駆動電力変換手段と、 備え、前記駆動電力変換手段の出力によって電動機を駆動制御する電動機の制御装置において、 前記干渉電圧演算手段で用いる前記d軸推定電流値および前記q軸推定電流値に対し、前記駆動電力変換手段のPWM変換時における制御の遅れを補償する補償手段を備えたことを特徴とする電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (1件):
H02P5/408 C
Fターム (11件):
5H505BB09 ,  5H505DD03 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505GG04 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ03 ,  5H505JJ04 ,  5H505KK06 ,  5H505LL41
引用特許:
出願人引用 (1件)

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