特許
J-GLOBAL ID:200903081707049621

稠密焼結ガラスセラミック成形体の製造方法、該方法により製造されたガラスセラミック成形体及びそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼田 繁喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162068
公開番号(公開出願番号):特開平10-139469
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 0.96以上の相対密度、20〜700°Cの温度範囲で-0.5×10-6/K〜1.8×10-6/Kの熱膨張率αを有する稠密焼結ガラスセラミック成形体及びその製造方法を提供する。【解決手段】 Li2 O-Al2 O3 -SiO2 系のセラミック化し得るガラス及び/又はガラスセラミックの微粉末のスラリーを多孔質型によって注型し、必要に応じて600°C以下の温度で予備調質し、乾燥し、焼結温度によって0.96以上の相対密度が得られるまで700°C以上の温度で焼結し、セラミック化する。この際、ガラス及び/又はガラスセラミックスの粉末を、少なくとも90%が63μm未満、特に45μm未満のサイズの粒子からなる第1粒径部分と7μm未満のサイズの粒子からなる第2粒径部分の2つの粒径部分として調製し、これらの粒径部分を2:1〜4:1の比率で配合して固形分85%以下の安定な注型可能なスラリーとして用いる。
請求項(抜粋):
Li2 O-Al2 O3 -SiO2 系のセラミック化し得るガラス及び/又はガラスセラミックの微粉末のスラリーを多孔質型によって未処理充填体に注型し、乾燥し、焼結温度によって0.96以上の相対密度が得られるまで700°C以上の温度で焼結し、セラミック化し、20〜700°Cの温度範囲で-0.5×10-6/K〜1.8×10-6/Kの熱膨張率αを有する稠密焼結ガラスセラミック成形体を製造する方法であって、ガラス及び/又はガラスセラミックを、少なくとも90%が63μm未満のサイズの粒子からなる第1粒径部分と7μm未満のサイズの粒子からなる第2粒径部分の2つの粒径部分として調製し、これらの粒径部分を2:1〜4:1の比率で配合して固形分85%以下の安定な注型可能なスラリーとして用いることを特徴とする稠密焼結ガラスセラミック成形体の製造方法。
IPC (2件):
C03C 3/083 ,  C03B 19/06
FI (2件):
C03C 3/083 ,  C03B 19/06 C

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