特許
J-GLOBAL ID:200903081709340633

TMRシャント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-569732
公開番号(公開出願番号):特表2003-524444
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2003年08月19日
要約:
【要約】部分的または完全に閉塞した冠状動脈のバイパスを実現するための左心室導管とその関連の方法とを開示する。さらに一般的に述べると、心腔から脈管へまたは1つの脈管から別の脈管への血液流経路を形成する導管を含む、患者の体の一部分から別の部分への体液の連通を可能にする導管と、その関連の方法とを開示する。他の実施形態では、この導管は、左心室と冠状動脈の間または冠状動脈の近位部分と冠状動脈の遠位部分の間の血液連通を可能にすることによって、冠状動脈バイパスを実現する。この導管は心臓壁を完全に貫通する形で配置されてもよく、または、心臓壁内に部分的にだけ延びる形で配置されてもよい。導管は、湾曲形状またはテーパー形状を含む、中を通過する血液流の調整を可能にする様々な形状をとってよい。この導管は、さらに、左心室と冠状動脈の間の直接の経心筋層的連通、または、心筋層を通過して心膜内空隙の中に進みさらに冠状動脈の中に進む経路を含む、様々な経路をとってもよい。この導管を、最小侵襲性の方法を含む様々な方法で移植してよい。さらに、体組織を貫通するための剛性の挿入棒を含む、導管を移植するための医療装置とその関連の方法との様々な好ましい実施形態を開示する。この挿入棒は中実であってよく、したがって套管針状であってよく、または、自己移植導管を形成するように中空であってもよい。別の好ましい挿入棒の実施形態は、ブレースが上に装着された導管を有し、スタイレット等の形状であってよい。この導管は、一体状の連続した導管であっても、互いに接合された複数の部分で構成されていてもよい。様々な吻合装置を開示する。
請求項(抜粋):
血液の流れを心腔から心臓壁を通り血管の方向に向ける導管において、この導管が、 近位端部と遠位端部とそこ(細長い本体)を通って延びる内腔とを有する細長い本体を具備しており、 前記細長い本体は外壁と内壁を有し、前記近位端部の前記内腔は前記心腔と流体連通しており、前記遠位端部の前記内腔は前記血管と流体連通しており、 前記近位端部の前記内腔は前記遠位端部の前記内腔よりも小さい導管。
Fターム (5件):
4C097AA16 ,  4C097BB01 ,  4C097CC05 ,  4C097EE08 ,  4C097EE16

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