特許
J-GLOBAL ID:200903081711458749
シートの無引張シート幅計測方法及び無引張シート幅計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077703
公開番号(公開出願番号):特開平5-280936
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 印刷時に走行中のシートShのマーク間隔(Ln)及びシート幅(Yn)に基づいて長手方向の引張負荷を解消した時のシートの幅及びマーク間隔を予知するシートの無引張シート幅計測装置の開示【構成】 輪転機19の試し刷り印刷によりシートShに歪みが生じた時に、第1計測手段1と第2計測手段2とによってマーク間隔及びシート幅を計測し、シートShに負荷を欠けないときのマーク間隔とシート幅とをによりポアソン比演算手段12に入力してポアソン比を求め、輪転機19の本刷り印刷により走行中のシートのマーク間隔及びシート幅を第1計測手段1及び第2計測手段2で計測し、この実測した本刷り中のマーク間隔と、負荷をかけた時のマーク間隔と負荷をかけないときのマーク間隔との比率並びにポアソン比に基づいて、本刷り印刷を行なった後のシート幅を計測するシートの無引張シート幅計測装置
請求項(抜粋):
長手方向に所定ピッチのマークを有する長いシートに対してその長手方向に一時的に試験負荷を加えた状態において、隣合うマーク間の間隔(L)と隣合うマーク間のシート幅(Y)を計測する第1工程と、前記試験負荷を解消した状態において、マーク間の間隔(Lo)と隣合うマーク間のシート幅(Yo)とを計測する第2工程と、前記第1工程と第2工程に基づいて負荷を加えた状態のシートの長手方向の歪と幅方向の歪とのポアソン比{(Y-Yo)÷Yo/(L-Lo)÷Lo}を算出する第3工程と、次に、長手方向に稼働負荷を加えた状態において、隣合うマークの間隔(Ln)と隣合うマーク間のシート幅(Yn)を計測する第4工程と、前記第1工程で得られたマーク間隔(L)と第2工程で得られたマーク間隔(Lo)の比及び前記稼働負荷をかけた状態のマーク間隔(Ln)に基づいて前記稼働負荷を解消した後のマーク間隔(Lon)を得る第5工程と、前記第3工程で算出されたポアソン比と、前記第4工程のマーク間隔(Ln)及びシート幅(Yn)と、前記第5工程で得たマーク間隔(Lon)とに基づいて、各々のマーク間隔(Lon)に対応するシート幅(Yon)を得る第6工程と、を有することを特徴とするシートの無引張シート幅計測方法。
IPC (3件):
G01B 11/04
, B41F 33/14
, B65H 43/00
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