特許
J-GLOBAL ID:200903081714304580

電子ビーム走査レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-325061
公開番号(公開出願番号):特開2000-147086
出願日: 1998年11月16日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 送信電力モニタ専用の出力ポート、合成器およびA/D変換器を必要とせずに、通常観測の受信信号の経路を使用しつつ、送信電力モニタ信号レベルを減衰させることにより、通常観測および送信電力モニタを行う。【解決手段】 送受信モジュール内に受信信号と送信電力モニタ信号を選択し切り替える手段と、観測専用の減衰器と送信電力モニタ専用の減衰器とを選択する手段を設けることにより所定の減衰を行う。
請求項(抜粋):
フェーズドアレイを用いて、各素子アンテナの位相量を変化させることにより、ビームを電子的に可動させる電子ビーム走査レーダ装置において、パルス信号を複数個からなる各送受信モジュールに分配するための分配器と、上記分配されたパルス信号を増幅しアンテナ素子アレイに送信およびアンテナ素子アレイで受信した信号を増幅する複数個からなる送受信モジュールと、上記送受信モジュールから出力された送信パルスが空間に放出されるためのアンテナ素子アレイと、所定の送受信モジュールのみを送信状態にし他の送受信モジュールを非送信状態に制御する制御器と、上記送受信モジュール内に設けられている送信電力をモニタするカプラ、このカプラでモニタした送信電力モニタ信号を減衰する減衰器および上記制御器からの制御信号により受信信号と送信電力モニタ信号を選択し切り替えるスイッチと、上記複数個からなる送受信モジュールからの受信信号および送信電力モニタ信号を合成する合成器と、上記合成した受信信号を増幅器への入力レベルを所定のレベルになるように減衰する観測専用の減衰器と、上記送信電力モニタ信号を増幅器への入力レベルを所定のレベルになるように減衰する送信電力モニタ専用の減衰器と、上記観測専用の減衰器と上記送信電力モニタ専用の減衰器とを選択するスイッチと、上記受信信号および送信電力モニタ信号を増幅する増幅器と、上記増幅された受信信号および送信電力モニタ信号の周波数を量子化できる周波数に変換する周波数変換器と、上記周波数変換された受信信号および送信電力モニタ信号を量子化するA/D変換器と、上記量子化された値を所定のフォーマットにして処理する信号処理器とを備えたことを特徴とする電子ビーム走査レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 7/02 ,  G01S 7/40
FI (2件):
G01S 7/02 F ,  G01S 7/40 A
Fターム (5件):
5J070AB01 ,  5J070AD11 ,  5J070AD17 ,  5J070AH31 ,  5J070AK40

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