特許
J-GLOBAL ID:200903081729985070

電離箱形X線検出器及びX線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-027611
公開番号(公開出願番号):特開平7-220673
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】作業性が良好で高精度なX線計測が可能な電離箱形X線検出器を提供する。【構成】5層構造電極板の両面に信号電極層とガード電極層を設け、電極を固定する接着剤の高さ(厚さ)をガード電極高さ以下に設定し、さらに両面信号電極板3の信号取出し端子30をX線通路を避ける絶縁板1側に設け、この信号電極取出し端子のX線通過中心部とは反対側の端面に信号線半田付け領域301とは絶縁分離された中心金属板とガード電極層の接地領域302を設け、これら接地領域は隣り合う両面信号電極板3の接地領域同士を金属体6で半田接続又は導電ゴムで圧接される接続構造とする。【効果】特性の悪化が低減され高精度な計測が可能となり、さらに端子自体の振動によるノイズの発生が低下される。
請求項(抜粋):
X線検出ガスが封入されたケースと、このケース内に2列に配置される絶縁板と、この絶縁板間に設けられ中心金属板とその両面の絶縁層とさらにその上の金属電極層が積層される5層構造を持つ複数の両面信号電極板には信号電極層と高圧電極板からの漏れ電流をアースに落すガード電極層を有し、この両面信号電極板の一部を突出させ上記信号電極層との接続領域及びガード電極層と中心金属板との接続接地領域を帯状絶縁層で分離して形成した信号取出し端子と、上記絶縁板間に上記両面信号電極板と交互に設けられる高圧電極板と、この高圧電極板の一部を突出させた高圧端子と、上記金属電極層の接続領域に接続する信号取出し導電体と、上記接地領域と接続する接地用導電体と、上記高圧端子を高電圧源に接続する接続用導電体と、から成る電離箱形X線検出器。
IPC (3件):
H01J 47/02 ,  A61B 6/03 320 ,  G01T 1/185

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