特許
J-GLOBAL ID:200903081732760135

エチレンを重合および共重合させて超高分子量エチレンホモポリマーおよびコポリマーとなすための触媒系の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-092083
公開番号(公開出願番号):特開平7-216013
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 狭い粒度分布および100-200μmの平均粒径を有する超高分子量エチレンポリマーを製造しうる高活性触媒系を開発する。【構成】 ジアルキルマグネシウム化合物をハロゲン化剤、チタン化合物および電子供与化合物と反応させることにより触媒成分が得られ、これは有機アルミニウム化合物と一緒に、エチレンの重合および共重合に際して50-200μmの平均粒径および2000cm3/g以上の粘度数を有する超高分子量エチレンホモポリマーおよびコポリマーを与える。平均粒径は触媒の粒径および触媒の生産性により設定することができる。
請求項(抜粋):
エチレンおよび1-オレフィンを懸濁液中または気相で重合および共重合させて超高分子量エチレンホモポリマーおよびコポリマーとなすための触媒成分を製造するための下記よりなる方法:a)式Iのマグネシウム化合物R1-Mg-R2 (I)(式中のR1およびR2は等しいか、または異なり、C1-C20-アルキル基、C5-C20-シクロアルキル基、C6-C20-アリール基、またはC2-C20-アルケニル基である)を不活性炭化水素中で0-100°Cの温度において、b)式IIのハロゲン化剤Xn-C-Y (II)(式中のXはハロゲン原子であり、n≧3であり、Yは水素、ハロゲン、C1-C20-アルキル基、C5-C20-シクロアルキル基、C6-C20-アリール基、またはC2-C20-アルケニル基である)と反応させて、主として式IIIの化合物Mg-X2 (III)(式中のXは上記の意味を有する)からなる固体生成物となし、この生成物とc)式IVの炭化水素可溶性チタン化合物Zm-Ti-Y4-m (IV)(式中のZおよびYは等しいか、または異なり、ハロゲン原子、C1-C6-アルコキシ基、またはC1-C20-カルボキシ基であり、mは0-4の数値である)を、Ti:Mgのモル比0.01-1で反応させ、その際d)反応段階a)、b)またはc)のいずれかにおいて電子供与化合物がマグネシウム化合物のモル当たり0.01-1モルの量で存在する。
IPC (2件):
C08F 4/654 MFG ,  C08F 10/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-020308
  • 特開昭59-022907
  • 特開昭56-086906
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