特許
J-GLOBAL ID:200903081733764614

自動研削装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195656
公開番号(公開出願番号):特開平9-038859
出願日: 1995年08月01日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 円筒状ワークの高精度の内面研削を能率的に行なう。【構成】 NC旋盤1のスライドテーブル2上の研削工具支持台27上にて回転ホルダー33に着脱可能に支持され、ワーク支持用の回転チャック10の軸心と同じ高さ位置に且つチャック10の軸心と平行となる様に配備された砥石3と、NC旋盤のテーブル2上に研削工具支持台27に隣接して配備され、先端の検出軸51が前記回転チャック10の軸心と同じ高さ位置に且つチャック10の軸心と平行となっており、接触信号をNC旋盤の制御部7に入力する接触式センサー5とによって構成され、研削目標値に達する前に、センサー5によって内径を自動計測し、目標値に達するまでに、研削と内径計測を繰り返す。
請求項(抜粋):
ワーク(9)を掴んで回転させる回転チャック(10)と、チャック(10)の軸心に沿うZ軸方向と該Z軸方向に直交するX軸方向の2方向にスライド可能な研削工具支持用テーブル(2)と、テーブル(2)をZ軸方向とX軸方向に駆動するモータ(16)(17)と、ワーク(9)に対する加工データを入力するための操作盤(6)と、操作盤(6)からの入力信号及び外部からの信号に基づいて演算しモータ(16)(17)を制御する制御部(7)を具えたNC旋盤(1)と、NC旋盤(1)のテーブル(2)上の研削工具支持台(27)上にてモータ(31)に連繋されたホルダー(33)に着脱可能に支持され、前記ワーク支持用の回転チャック(10)の軸心と同じ高さ位置に且つチャック(10)の軸心と平行となる様に配備された砥石(3)と、NC旋盤のテーブル(2)上に研削工具支持台(27)に隣接して配備され、検出軸(51)が前記回転チャック(10)の軸心と同じ高さ位置に且つチャック(10)の軸心と平行となっており接触信号をNC旋盤の制御部(7)に入力する接触式センサー(5)とによって構成され、前記制御部(7)は、加工データを記憶する記憶部(71)、加工データに基づいてテーブル(2)を制御するための演算を行なう演算部(72)、演算結果を基に、テーブル(2)制御のための信号を発する判定部(73)を具えており、砥石の振れ等、計算値よりも研削し過ぎる要因を加味した計算上の設定径まで研削が進行すれば、自動的に研削を中断し、テーブル(2)の動きによって接触式センサー(5)を移動して、ワーク(9)の径を計測し、加工目標値と計測値の差を記憶部(71)に記憶し、研削を再開後は、演算部(72)は、1回研削する毎に、前記加工目標値と計測値の差と、1回当たり研削量×研削回数とを比較し、計算上の研削量が加工目標値に達するまで判定部(73)からの指令によって研削を繰り返し、計算上、研削量が加工目標値に達すれば、研削を停止し、再び前記同様にして接触式センサー(5)にてワーク(9)の径を測定し、計測値が加工目標に達していなければ、再び、加工目標値と計測値の差を記憶部(71)に記憶して、前記同様にして研削と計測を続行することを特徴とする自動研削装置。
IPC (2件):
B24B 49/02 ,  B24B 51/00
FI (2件):
B24B 49/02 A ,  B24B 51/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-284865

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