特許
J-GLOBAL ID:200903081738145556

ステレオズームマイクロホン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261162
公開番号(公開出願番号):特開平6-113391
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 広角時と狭角時で正面方向の音声の音質に不自然な変化が生じることのないステレオズームマイクロホンを提供する。【構成】 マイクロホン1と2をそれぞれの主軸の成す角がステレオマイクロホンとして適当な開き角になるように配置する。マイクロホン3は、その主軸がマイクロホン1の主軸とマイクロホン2の主軸とのなす角の二等分線となるように配置する。減算器4はマイクロホン1と2の出力の差信号を生成する。減算器4の出力を適応フィルタ6に入力し、適応フィルタ6の出力を、適当な遅延を施したマイクロホン3の出力より差し引き、信号Cを得る。但し、Cのパワが最小となるように適応フィルタ6の伝達関数を逐次修正する。Cと遅延を施した後のマイクロホン1の出力信号R、Cと遅延を施した後のマイクロホン2の出力信号Lを、それぞれ光学系のズーム制御信号に応じて決定される比率で合成し出力する。
請求項(抜粋):
右チャンネル収音用の第1の単一指向性マイクロホンと、主軸と前記第1のマイクロホンの主軸とのなす角が適当な開き角となるように配置された左チャンネル収音用の第2の単一指向性マイクロホンと、主軸が前記第1の単一指向性マイクロホンの主軸と前記第2の単一指向性マイクロホンの主軸とのなす角の二等分線となるように配置された第3の単一指向性マイクロホンと、前記第1と第2の単一指向性マイクロホンの出力の差信号を生成する第1の減算器と、前記第3の単一指向性マイクロホンの出力を入力とする第1の遅延器と、前記第1の減算器の出力を入力とする適応フィルタと、前記第1の遅延器の出力より前記適応フィルタの出力を差し引く減算器と、前記第1の単一指向性マイクロホンの出力を入力とする第2の遅延器と、前記第2の単一指向性マイクロホンの出力を入力とする第3の遅延器と、前記第2の遅延器の出力と前記第2の減算器の出力を光学系のズーム制御信号に応じて決定した混合比で混合する第1の合成回路と、前記第3の遅延器の出力と前記第2の減算器の出力を光学系のズーム制御信号に応じて決定した混合比で混合する第2の合成回路とを備えたことを特徴とするステレオズームマイクロホン。
IPC (7件):
H04R 5/027 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00 ,  H04N 5/225 ,  H04R 1/40 320 ,  H04R 3/00 320 ,  H04R 5/04

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