特許
J-GLOBAL ID:200903081742492783

光フアイバジヤイロの最適位相差決定方法及び光フアイバジヤイロ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-282847
公開番号(公開出願番号):特開平5-118862
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】電源投入からジャイロが使用可能となるまでの起動静定時間を、精度を低下させることなく短縮する。【構成】マイクロプロセッサ7に角速度検出装置1が固有にもつ最適固有位相差に近い所定温度下での固有値を記憶させる。基準発振器4の正弦波出力は角速度検出装置1と第1移相器5とに加えられる。第1移相器5は温度検知器3で得られた装置の温度情報とマイクロプロセッサ7に記憶された固有値を参照し、同期検波のための初期位相差値を与える。第2移相器6ではさらに微小的に同期信号の移相量を変化させる。同期検波器2は角速度検出装置1からの検出信号を、第2移相器6による変化位相をもつ同期検波信号により同期検波して同期検波信号を出力する。マイクロプロセッサ7で同期検波器の出力が最大となる位相差を評価して最適固有位相差を決定する。
請求項(抜粋):
角速度情報を含む検出信号を同期検波するために、同期信号を微小位相づつ遅延させていき、これにより変化する同期検波出力を評価することにより、検出信号と同期信号との最適な位相差を決定する光ファイバジャイロの最適位相差決定方法において、光ファイバジャイロが固有にもつ最適位相差に近い固有値を予め求めておき、この固有値を、同期信号を微小位相づつ変化させていくときの同期信号の初期位相差とすることを特徴とする光ファイバジャイロの最適位相差決定方法。

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