特許
J-GLOBAL ID:200903081744650050

コードレス電話システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-287285
公開番号(公開出願番号):特開平10-126841
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 コードレス電話システムにおいて、災害等により複数の基地局の有線回線がダウンしたような場合でも通信可能なシステムを構築する。【解決手段】 各基地局に、隣接する基地局同士で無線通信を行う無線部と、各基地局の有線回線での交信が正常に機能しているか否かを記録して監視するための状態監視テーブルとを備え、有線回線での交信ができなくなった場合、状態監視テーブルを参照して中継情報を付加して隣接する基地局へ送信する構成とした。
請求項(抜粋):
移動機と基地局とが無線回線で接続され、基地局と制御装置とが(若しくは更に交換機とが)有線回線で接続されてシステムが形成されるコードレス電話システムにおいて、各基地局に、隣接する基地局同士で無線通信を行う無線部と、各基地局の有線回線での交信が正常に機能しているか否かを記録して監視するための状態監視テーブルと、当該基地局が前記有線回線での交信ができなくなった場合、その旨を前記無線部を介して前記隣接する基地局へこの情報を通報し、これを受信した隣接する基地局はこの情報を自局の前記状態監視テーブルへ記録すると共に隣接する他の基地局へこの情報を中継し、これを繰り返して同一システムの他の全ての基地局にこの情報が通報されて前記各基地局の状態監視テーブルに記録される手段と、前記交信ができなくなった基地局が前記移動機からの発信信号を受信した場合、当該基地局は前記状態監視テーブルを参照して前記交信が行える基地局を判断し、当該基地局へこの発信信号を中継する情報を付加して前記無線部を介しこの発信信号を前記隣接する基地局へ送信する手段と、隣接する基地局から前記無線部を介して前記発信信号を受信した場合、前記付加情報で自局が中継局であるか交信局であるかを判断し、自局が中継局であれば隣接する基地局へこの発信信号を中継し、自局が交信局であればこの発信信号を前記有線回線を介して前記制御装置へ接続する手段とを備えたことを特徴とするコードレス電話システム。
IPC (5件):
H04Q 7/34 ,  H04M 3/00 ,  H04M 3/22 ,  H04Q 3/58 101 ,  H04Q 7/38
FI (5件):
H04Q 7/04 B ,  H04M 3/00 D ,  H04M 3/22 Z ,  H04Q 3/58 101 ,  H04Q 7/04 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 通話路迂回方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-322867   出願人:富士通株式会社, 富士通名古屋通信システム株式会社
  • 通信ルート管理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-005237   出願人:富士通株式会社, 富士通コミュニケーション・システムズ株式会社
  • 通信回線ルート統制システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-028751   出願人:日本電気ソフトウェア株式会社

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