特許
J-GLOBAL ID:200903081751403394

ねじの駆動部形状

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-130800
公開番号(公開出願番号):特開2001-311415
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【課題】作業中に駆動穴の破壊が生じても、必要に応じてねじを交換しないで簡単に締め付け及び緩め作業ができるようにしたねじを得る。【解決手段】頭部2に中心から外周方向に扇形状に形成した凹部20を形成し、この凹部20の底面21と座面5との間に頭部2の厚みより薄い底部を形成し、頭部2の駆動穴10を形成するよう互いに隣設する係合溝11の延長線の間に前記凹部20を配置したねじ1の駆動部形状であるので、大きな駆動力を加える必要があれば、ドライバビットを凹部に係合させることで確実に大きな駆動力を伝達でき、頭部の駆動部の破壊がなくなる。これにより、-溝あるいは+形状の駆動穴が破壊されても、壊れた駆動穴を有するねじを交換しないでそのまま使用することができ、組立作業の効率化に繋がる。更に、駆動穴が破壊されたねじを簡単に緩めることができ、ねじの再使用が可能となり、資源の無駄が減少する。
請求項(抜粋):
ドライバビットが係合する駆動穴(10)が形成された頭部(2)とこの頭部と一体となって且つねじ山(3)を形成した脚部(4)とからなるねじにおいて、頭部外周に切り欠き形状の凹部(20)を形成し、この凹部の底面(21)と頭部の座面(5)との間に頭部の厚みより薄い底部を形成し、前記駆動穴を形成するよう互いに隣設する係合溝(11)の延長線の間に前記凹部を配置したことを特徴とするねじの駆動部形状。

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